LINEスタンプ制作代行サービス・LINEスタンプの作り方!

お電話でのお問い合わせ:03-6869-8600

stampfactory大百科事典

はやしお型潜水艦

はやしお型潜水艦 (はやしおがたせんすいかん、)は海上自衛隊が運用していた通常動力型潜水艦。計画番号は"S113"。昭和34年度計画で2隻が建造され、1962年に就役した。翌年度計画で建造された準同型艦であるなつしお型(35SS)とともに第1潜水隊を編成して活動したのち、1977年・1979年に相次いで除籍され、運用を終了した。アメリカ海軍は、第二次世界大戦直後より、局地防衛用の小型潜水艦(SSK)としてバラクーダ級(SSK-1)の整備を進めていた。これに範をとって、海上自衛隊として初めて、局地防衛用に建造された対潜戦用潜水艦が本型である。標的艦として数を揃えることも急務であったことから、第1次防衛力整備計画に基づいて昭和34年度計画で2隻が建造された。前型の「おやしお」(31SS)が部分複殻式を採用していたのに対し、本型では完全複殻式とされた。これは、小型の艦型ながら十分な予備浮力を確保できるようにとの配慮であり、また艦内スペース確保のため内殻は外フレーム式とされた。耐圧殻は前型と同じく、耐力30kg/mm²の高張力鋼を素材としているが、防衛省規格 (NDS) の制定に伴いNS30と改称されている。またジョイスティック・スタンド型操縦装置や、艦内の主要な管系を発令所で一元的に操作できるバラスト・コントロール・パネル・システム、マッシュルーム型アンカーなど、多くの新機軸が採用された。潜舵は艦首にあり、上方へと折りたたむことができる。海中での運動性には優れる一方で、艦型が小型であるために、波の荒い日本近海では、とくに荒天下でのシュノーケルの運用には困難が伴い、また水上航行能力にも問題があった。居住性も劣悪であった。測的性能向上のため、水測装備は艦首配置とされており、聴音機(パッシブ・ソナー)としては捜索用のJQO-4が艦首上部に、精測用のJQO-3がセイル基部に配置された。また攻撃用の探信儀(アクティブ・ソナー)としてはJQS-2が艦底に配された。ただし小型であるため、潜望鏡は56式3型10メートル潜望鏡1本のみの搭載であり、運用上の制約となった。主兵装としては、3連装の試製58式533mm魚雷発射管HU-301が艦首に配置された。これは海上自衛隊として初めて水圧発射式を採用したことにより、静粛化と魚雷発射深度の増大を可能とし、対潜戦能力を向上させた。ただし3基の発射管に対して水圧発生筒が1本しかないため、魚雷の同時発射は2本までに止められ、全門発射はできなかった。また本型では、TDC(Target Data Computer)として試製56式魚雷発射指揮装置も搭載した。魚雷としては試製54式魚雷が用いられ、搭載数は9本であった。

出典:wikipedia

LINEスタンプ制作に興味がある場合は、
下記よりスタンプファクトリーのホームページをご覧ください。