日本古典文学大系(にほんこてんぶんがくたいけい)は1967年までに、また新日本古典文学大系は2005年までに岩波書店が出版した日本の古典文学を対象とした全集である。上代から近世(江戸時代後期)までの古典文学を対象に、全100巻が刊行された(他に別巻が総索引である)。第1期(第1巻~第66巻)は1957年から1962年にかけ、第2期(第67巻 - 第100巻)は1967年までに刊行された。書目は概ね第1・2期共年代順に並んでいる。1989年から2005年にかけ、改訂版の形も兼ね収録書目を一部入れ替え、「新日本古典文学大系」全100巻(他に別巻5巻と総索引)が刊行された。これは当初発行されたもの(「旧大系」や、背表紙の色から「赤大系」と呼ばれる)に対して「新大系」、あるいは背表紙の色から「青大系」と呼ばれている。「旧大系」は今日大半が絶版だが、旧大系にあって新大系に入っていない書目のいくつかは、1990年代になって「日本古典文学大系 新装版」で再刊された。『日本書紀』、『源氏物語』などいくつかの書目は岩波文庫に編入している(ただし、文庫収録のものは校異・注釈・解説などが一部省略されている)。「旧大系」、「新大系」ともに収録書目は江戸時代以前のみであったが、2001年より明治期の日本文学を対象に「新日本古典文学大系 明治編」全30巻が刊行している(2013年1月完結)。監修:高木市之助、西尾実、久松潜一、麻生磯次、時枝誠記編集委員:佐竹昭広、大曽根章介、久保田淳、中野三敏 (桐壺、帚木、空蝉、夕顔、若紫、末摘花、紅葉賀、花宴、葵、賢木、花散里) (須磨、明石、澪標、蓬生、関屋、絵合、松風、薄雲、朝顔、少女、玉鬘、初音、胡蝶、螢) (常夏、篝火、野分、行幸、藤袴、真木柱、梅枝、藤裏葉、若菜上、若菜下) (柏木、横笛、鈴虫、夕霧、御法、幻、匂宮、紅梅、竹河、橋姫、椎本、総角) (早蕨、宿木、東屋、浮舟、蜻蛉、手習、夢浮橋)編集委員:中野三敏、十川信介、延広真治、日野龍夫
出典:wikipedia
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