LINEスタンプ制作代行サービス・LINEスタンプの作り方!

お電話でのお問い合わせ:03-6869-8600

stampfactory大百科事典

札仙広福

札仙広福(さっせんひろふく、さつせんひろふく、さっせんこうふく)は、札幌市(北海道)、仙台市(宮城県)、広島市(広島県)、福岡市(福岡県)の4市をひとまとめにして表す言葉。1970年代後半以降に広く使用されるようになったとされる。日本を三大都市圏と地方圏に分けた場合、地方圏における都市類型の1つとして「札仙広福」がある。札幌市()、仙台市()、広島市()、福岡市()の4市は、都市地理学において「広域中心都市」とされ、各都市は行政・経済などにおいて、おおよそその所属地方に及ぶ広域的な管轄地域を持っている。1969年(昭和44年)策定の新全国総合開発計画(新全総)では、札幌都市圏、仙台都市圏、広島都市圏、福岡・北九州都市圏(福岡都市圏および北九州都市圏)の4つの都市圏が、三大都市圏に次ぐ「地方中枢都市圏」とされており、これら4都市圏を指して札仙広福とする場合もある。「工業開発」と「中枢管理機能論」を理論的柱とする全国総合開発計画(全総。1962年策定)により、六大都市(旧東京市・横浜市・名古屋市・京都市・大阪市・神戸市)が、工業および中枢管理機能の両者を充実して高度経済成長し、三大都市圏へと成長する一方、工業にあまり依存せずに中枢管理機能の充実により高次都市機能を得たのが、札仙広福であった。札仙広福は、明治以来の政治的中枢管理機能の集積、各地方に詳しい地元流通業者の存在、そして、その地理上の位置が各企業に注目されて、販売およびアフターサービスのための拠点的支所(支店)が置かれ、本社機能があまりない経済的中枢管理機能の集積が進んだ。このため支店経済都市とも呼ばれる。この傾向により、三大都市(三大都市圏の中心都市。すなわち、東京都区部・名古屋市・大阪市)、札仙広福、その他の都市という3階層性が、1970年(昭和45年)に行った統計を分析することで明確となり、高度経済成長期が終わって安定成長期に入った1970年代後半以降に「札仙広福」という用語が広く使用されるようになった。高度経済成長を牽引した四大工業地帯(京浜・中京・阪神・北九州)では、前3者の中心都市(東京・名古屋・大阪)が三大都市圏でも同様に中心都市へと成長していった。一方、1963年(昭和38年)に誕生した北九州工業地帯の中心都市・北九州市()は、1969年(昭和44年)策定の新全総において「地方中枢都市圏」(札幌、仙台、広島、北九州・福岡の4都市圏)に含まれたものの、北九州・福岡都市圏で中枢管理機能は福岡市に集中したため、「広域中心都市」すなわち「札仙広福」の一角には含まれなかった。しかし北九州市は、三大都市圏以外で初の政令指定都市であり、また1970年(昭和45年)国勢調査まで「札仙広福」4市のいずれをも圧倒していた。国調人口において「札仙広福」4市が北九州市を抜いたのは、1975年(昭和50年)の札幌市が初であり、以後、1980年(昭和55年)に福岡市、1990年(平成2年)に広島市、2005年(平成17年)に仙台市が各々抜いた。なお、「札仙広福」4市が現在のような「札・福・広・仙」の国調人口順になったのは1975年(昭和50年)以降であり、それ以前は順番の入れ替わりが何度もあった。「札仙広福」は、4市あるいは4経済地域の頭文字を北から順に列挙して命名されているが、中枢管理機能の集積度で比べると順序は異なってくる。支所数で見ると、1970年(昭和45年)には通勤圏(都市圏)人口に等しい、福岡 → 札幌 → 広島 → 仙台という順番であったが、現在では福岡市がその他の3市から抜きん出た存在になりつつある。また、長らく4市中最下位だった仙台市が、1989年(平成元年)の政令指定都市化に伴って1990年(平成2年)以降4市中第2位の位置に定着している。他方、札幌市が1990年(平成2年)以降最下位に転落し、2005年(平成17年)には広島市が入れ替わりで最下位になったものの、2006年(平成18年)の調査では、福岡市(1,075所)、仙台市(871所)、広島市(773所)、札幌市(704所)の順に戻った。支所数の福岡 → 仙台 → 広島 → 札幌という順は、九州7県、東北6県、中国5県、北海道1道という背後ブロック圏の人口や経済規模の順と同じである。これは、支所の管轄エリアが、地方中枢都市の通勤圏(都市圏)から、背後ブロック圏(経済圏)へと拡大したためと見られている。なお、広島の経済的中枢管理機能の相対的低下は、中国地方が大阪と福岡により分割して管轄される例が出てきたこと、あるいは、1988年(昭和63年)の瀬戸大橋や接続高速道路等の供用開始で東瀬戸経済圏が興隆したことを原因と見る向きがある。2009年(平成21年)の東証上場企業本社数調査では、札幌32社、仙台13社、広島16社、福岡44社となっており、通勤圏(都市圏)人口に等しい、 福岡→ 札幌 →広島 →仙台 という順番を維持している。札仙広福は、1970年以降に各々政令指定都市に移行し、新幹線などの交通インフラなども整えられていった。また、大規模な博覧会や新駅開発に合わせて副都心開発も行っている。バブル経済が崩壊し、21世紀の国土のグランドデザイン(五全総)の策定を前した1994年(平成6年)2月、札幌・仙台・広島・福岡の4市に事務所を置く4経済同友会(北海道経済同友会・仙台経済同友会・広島経済同友会・福岡経済同友会)の関係者らが集まる第1回「北海道・仙台・広島・福岡経済同友会 四極フォーラム」が札幌で開催され、これ以降、年1回持ち回り開催された。五全総が1998年(平成10年)3月31日に閣議決定されて初期の目的が達成されたことから、持ち回り開催が2巡した第8回(2000年度)を以って同フォーラムは閉幕した。2001年(平成13年)10月からは規模を縮小し、4経済同友会の役員らが集まる「札仙広福・四極円卓会議」が毎年持ち回り開催されている。1993年(平成5年)に日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)が始まると、プロオーケストラ、プロ野球球団、プロサッカー球団の3つのプロ組織(三大プロ)が揃っているのは「札仙広福」の中で広島市のみである、と広島市がシティプロモーションで使用するようになり、2007年(平成19年)から広島市の「三大プロ」はP3 HIROSHIMAという連携組織を形成した。2004年(平成16年)のプロ野球再編問題により、2005年シーズンから東北楽天ゴールデンイーグルスが新規参入したため、「三大プロ」は「札仙広福」全4都市に揃うこととなった。2016年(平成28年)には、プロ野球再編問題後の1950年(昭和25年)から始まる日本シリーズの歴史において初めて、この4都市に所属するチーム同士(広島東洋カープ対北海道日本ハムファイターズ)で開催されることになった。4都市の男子プロバスケットボールはbjリーグとNBLにチームが別れていたが、2016年からは4都市のチームが統合リーグであるジャパン・プロフェッショナル・バスケットボールリーグに参加したことで「四大プロ」が揃うこととなった。以下にそれら一覧を示すが、参考として4都市にある同種目の女子の国内最高リーグも付記する。

出典:wikipedia

LINEスタンプ制作に興味がある場合は、
下記よりスタンプファクトリーのホームページをご覧ください。