八塔寺(はっとうじ)は、岡山県備前市吉永町加賀美にある天台宗の寺院。山号は照鏡山、本尊は十一面観音。JR山陽本線吉永駅から八塔寺川に添って上がると備前、播磨、美作の三ヶ国にまたがる海抜539メートルの八塔寺に至る。過疎化の進む山里だが、元来は聖武天皇の御代に僧道鏡の開基と伝えられる古刹で、住時は山岳仏教の中心地として名を成した土地である。盛時には八院六四僧坊や十三重塔など仏塔が建てられたとされる聖地であった。ところが永正14年(1517年)、光石城主浦上掃部介宗の兵火にかかり堂塔伽藍はほどんど焼失し、さらに天正19年(1591年)には寺領が召し上げられるなど、寺は荒廃することになった。寛文3年(1663年)池田綱政が、本堂・三重塔・鐘樓・山王社・本社拝殿等がととのえられた。1974年(昭和49年)には県下で初めて、山上全体が、八塔寺ふるさと村として登録され、保存・整備が行われている。「八塔寺」という寺号は、江戸期以降は1つの寺院の名称になっている。しかし、「八塔寺」の名が「ふるさと村」の名称に使われていることからもわかるように、本来は、吉永町加賀美の小字名と同義である。本項では寺院の「八塔寺」を中心に、備前市吉永町加賀美八塔寺全体の歴史、信仰、文化財について触れる。 この頃宝寿院を真言院ともいった。又各院の旦家は次のとおりであった。常照院(無住代判安養寺)村中に10軒 宝寿院明王院(無住代判光明寺慈山寺)村内200軒播州270軒
出典:wikipedia
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