モーターボート大賞競走(モーターボートたいしょうきょうそう)は、競艇のGII競走の1つ。「モーターボート大賞」「MB大賞」とも呼ばれることがある。過去に開催され廃止となった「GIIIモーターボート大賞トライアル競走」についてもこの項にて記述する。SG競走、全国発売GI競走などが行われず、売り上げが低い競艇場の救済を目的として、年5回開催されるGII競走である。開催する競艇場は前年の梅雨時にSG競走、プレミアムGI競走開催地と同時に発表される。男女の出場比率を同等にしたWリーグ制の大会。ルールは、4日間の予選を男女別で行い、それぞれの勝率上位9人が準優勝戦へ勝ち上がる方式。準優勝戦の組み合わせは甲組・乙組の割り当て方式となり、前検日に男子・女子の代表者が抽選により決定される。2012年の大村競艇場で行われた「男女ガチンコモーターボート大賞」は、宇野弥生が優勝し大会史上初めて女子レーサーが制覇した。また、2013年の三国競艇場で行われた「男女バトルモーターボート大賞」も同ルールの大会が開催された。地元地区の選手を中心としたA1級、A2級の選手が選出される。また、周年記念競走とは違い、トップクラスの女子レーサーが多数出場することが多い。当初はGII競走であったが、1997年度よりGI競走へ格上げとなった。2010年度から再びGII競走に格下げとなった(優勝賞金も400万円に減額)。ただしGII競走となっても引き続きオーシャンカップ競走・総理大臣杯競走の選考対象となり、スタート事故の罰則がGI競走と同様になった。2011年度をもってモーターボート大賞トライアル競走が廃止されたため、トライアルから勝ち上がった3名が出場することが特徴であったが、その方式がなくなった。モーターボート大賞トライアル競走(モーターボートたいしょうトライアルきょうそう)は、2007年-2011年にかけて行われた競艇のGIIIの競走の1つ。2007年度から始まったモーターボート大賞競走のトライアル競走である。モーターボート大賞競走開催の約2ヶ月前に本番と同じ競艇場で開催された。優勝戦で3着以内に入った選手が、本番のモーターボート大賞競走の出場権を得ることができた。A2級以下の選手は普段GI競走に斡旋されることが無いため、自力でGI競走の出場権を得る数少ない機会となっていた。当競走は2011年度で廃止された。数名のA1級の選手と、多数のA2級以下の選手が出場する。
出典:wikipedia
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