エボニー・ティアーズ(Ebony Tears)は、スウェーデン・ストックホルムのメロディックデスメタル / デスラッシュバンドである。初期は、ヴァイオリンを導入したメロディックデスメタルを演奏していたが、徐々にスラッシュ色を強め、デスラッシュへと音楽性を変化させていった。1992年に、バンドの中心メンバーとなるヨニー・ラニング (Vo)とコニー・ヤンソン (G)が"Memorium"を結成。しかし、1994年にヨニー・ラニングが"Memorium"から脱退し、翌1995年にはコニー・ヤンソンも"Memorium"を脱退した。その後、それぞれ別バンドでプレイしていた2人が1996年秋に再会し、エボニー・ティアーズを結成した。結成後、ビョーン・G (B、Ds)が加入し、同年『Demo '96』というデモを作成した。このデモによってブラック・サン・レコードと契約した。その後、ビョーン・Gが脱退し、イマン・ゾルハルニアン (Ds)とトマス・ザウン (B)が加入。バンド体制が整う。1997年に、1stアルバムのレコーディングに入り、同年1stアルバム『Tortura Insomniae』をリリース。日本でも、トイズファクトリーより、邦題『眠れぬ夜の物語』としてリリースされ、日本デビューを果たした。同アルバムのレコーディング後にベーシストのトマス・ザウンが脱退し、ピーター・ツシル (B)が加入した。続いて、イマン・ゾルハルニアンも脱退するが、メンバーの補充はされなかった。残ったエボニー・ティアーズのメンバーは、"Dog Faced Gods"をメインバンドとして活動していき、エボニー・ティアーズはサイド・プロジェクトの色を強めていく。1999年に、2ndアルバム『A Handful Of Nothing』をリリース。デスラッシュ色が強くなったメロディックデスメタルへと音楽性を変化させていた。このアルバムでは、ベースもコニー・ヤンソンが担当し、ピーター・ツシルは参加しなかった。そして、2ndアルバムではゲスト参加だったリチャード・イヴェンサンドと、新たにピーター・カームを加えて、2001年に3rdアルバム『Evil As Hell』をリリース。2ndのデスラッシュ色を更に強め、メロディックデスメタル色は希薄になった。このアルバムは、日本ではリリースされなかった。2002年に解散し、解散時のメンバー全員が前述の"Dog Faced Gods"でプレイしていくこととなった("Dog Faced Gods"もその後解散している。)。1stアルバムと2ndアルバムの日本盤はトイズファクトリーからリリースされていたが、現在では廃盤である。
出典:wikipedia
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