八郎川(はちろうがわ)は、長崎市の古賀・矢上地区を南へ流れ、天草灘へ注ぐ二級河川である。東長崎地区の中心河川で、流域は長崎県長崎市に属する。川の名は「鎮西八郎」と呼ばれた源為朝に由来している。長崎市・諫早市境界の井樋ノ尾岳(標高407m)を水源とする。源流は丘陵地の斜面を西へ流下し、標高50mほどの船石町・中里町の盆地に集まる。古賀地区では谷底平野が形成されている。川は水田・住宅地・園芸用の畑(古賀植木)などがある平野内を蛇行し、多くの支流を併せながら緩やかに南西へ流れる。下流の矢上地区は住宅地や商工業用地が集中し、流路の直線化・堰の設置・三面護岸・両岸護岸など大規模な河川改修が施されている。川は現川川や中尾川などを併せながら護岸内を南へ流れ、天草灘へ注ぐ。東長崎を囲む山々から多くの支流が合流する。左岸(東側)は、船石岳(451m)・行仙岳(456m)・普賢岳(439m)から清水川・都樋川・地蔵川が合流する。右岸(西側)は、前岳(366m)・帆場岳(506m)・矢筈岳(371m)などが連なる。正念川・間ノ瀬川・現川川・中尾川などの各河川が合流する。右岸の支流は山頂までの距離もあって長い。本流は比較的穏やかに流れるが、支流はどれも急斜面を流れ下り、深い浸食谷を形成している。支流の流域では水田・ミカン畑・スギ林・ヒノキ林などが多く、ゲンジボタル生息地も各地に見られる。
出典:wikipedia
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