伸子、または(しんし、)は、布・反物を洗張(洗い張り)あるいは染織する際に、布幅を一定に保つ道具である。形状は、両端を尖らせた、あるいは針を植えた細い竹棒(木棒)である。左右両端にぴんと張った布を固定、布を縮ませず、幅を保たせるように支える。「しいし」とも呼ぶ。「」は国字(和製漢字)である。機張・機張り(はたばり)、絹張(きぬばり)とも呼ぶが、この場合は範囲が広く、「」だけではなく「張り板」(はいりいた)も含む。日本ではおもに和服に使用するが、日本だけの道具ではなく、英語からの外来語でテンプルとも呼ぶ。「伸子」()を使用して、竹の弾力で布を伸ばすこと、伸ばして洗張することを伸子張・伸子張り(、しんしばり)と呼ぶ。弧状にたわんだ細い棒で、両端だけで布と接する。ふつう1反当たり300本ほど用いられる。両端の構造により2種類に分類される。大きさは、曲尺1尺3寸 (約40センチメートル) くらいの並幅用と、曲尺2尺6寸 (約80センチメートル) くらいの大幅用がある。布の素材によっても違いがあり、主な種類として木綿張と絹張がある。木綿張は張力が強い大きく、絹張はやや張力が弱く細い。この両用を兼ねた紬張もある。また厚地用と薄地用がある。木または竹(西洋では金属製もある)でできた棒で、洗濯用より太くて丈夫である。両端には数本ずつの針が植わっている。たわんでいない真っ直ぐのものものあり、布幅全体を重みで緩やかに固定する。
出典:wikipedia
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