もつれ雲(もつれぐも、"intortus")とは、すじ状の巻雲がお互いにからみ合い、すじがもつれたような状態のもの。国際雲図帳(雲形分類)では、雲の配列による分類である変種の1つ。もつれ雲は巻層雲や巻積雲には現れず、巻雲だけがもつ変種である。学術名"intortus"は、ラテン語で「撚り合わさった、ねじれた、曲がりくねった」などの意味があり、これに因んで名付けられた。この雲は、上空の風が弱いときにできやすい。風が強いときには、巻雲は引き伸ばされて、一定の方向を向いて毛状雲や鉤状雲となることが多い。しかし、風が弱いときには、上空の風が乱流ぎみになる(風向きが小刻みに変わりやすい)ため、引き伸ばされても雲の筋がまっすぐではなく、分岐したり曲がりくねったりして、地上からはもつれたような形に見えることが多い。また風が弱いと、高度によっても風向・風速が変わり、地上からはさまざまな向きの巻雲が見えるので、これももつれたように見える原因である。この雲が見られた後は、晴天が続くことが多いとされている。
出典:wikipedia
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