ニコラス・ジョセフ・"ニック"・フューリー大佐(Colonel Nicholas Joseph "Nick" Fury)は、マーベル・コミックの世界に登場する架空の兵士、スパイ。スタン・リーとジャック・カービーによって創造された。初登場は『』第1号(1963年5月)で、エリート米軍部隊員として登場した。この作品は、スタン・リーとジャック・カービーによるもので、第二次世界大戦を舞台としている。次にフューリーは、『ファンタスティック・フォー』第21号(1963年12月)に登場、現代に活躍するCIAエージェントとなっていた。さらに『ストレンジ・テイルズ』第135号(1965年8月)では、架空のスパイ組織S.H.I.E.L.D.(シールド)のエージェントという設定で登場し、ジェームズ・ボンドのような冷戦スパイとなった。以後は同組織の長官として登場することが多い。また、インフィニティ・フォーミュラによって老化を抑えているという設定により、数十年にわたって若々しい姿を保っていた。外見は隻眼の白人男性であり、左目にアイパッチをしているのが特徴。頭部は白髪が目立つ。1996年、X-メンのクロスオーバー作品「オンスロート」に関連し、パニッシャーに射殺された(後任のS.H.I.E.L.D.長官は複数存在し、黒人もいる)。そのため、以後の#他のメディアでは黒人として登場する場合がある。また、マーベル・コミックの並行世界(出版物)だけでなく、それを原作とした映画、テレビシリーズ、コンピュータゲームにも登場する。1998年にはテレビ映画『』が作られ、デビッド・ハッセルホフがフューリーを演じた。さらに2008年の『アイアンマン』を始めとするマーベル・シネマティック・ユニバースを舞台とした映画ではサミュエル・L・ジャクソン演じるフューリーが登場する。アルティメット・マーベル版のニック・フューリーはサミュエル・L・ジャクソンをモデルとしているが、これは映画版の配役が決まる以前からそうであった。『Sgt. Fury and his Howling Commandos』は、ニック・フューリーが初めて登場した、第二次世界大戦をテーマとしたシリーズである。彼はエリート部隊の一員という設定であった。このシリーズは合計167号(1963年5月-1981年12月)まで続いた。ハウリング・コマンド第3号(1963年9月)では、当時OSS職員だったリード・リチャーズに遭う。また、第13号(1964年12月)では、キャプテン・アメリカやバッキーと共闘した。『ストレンジ・テイルズ(Strange Tales)』第135号(1965年8月)でニック・フューリーはジェームズ・ボンド風の冷戦スパイになり、マーベルは秘密組織S.H.I.E.L.D.とその敵のHYDRA(ヒドラ)の設定を導入した。父親のジャック・フューリーはアメリカ人であったが、第一次世界大戦の間はイギリス陸軍航空隊員であった。1916年に参加し、フランスに配属された。戦後、ジャックはニューヨークへ戻って一般女性と結婚し、長男のニック、次男のジェイコブ、長女のドーンを設けた。ニック・フューリーはスターンバーグ博士によって作られた「インフィニティ・フォーミュラ」という血清によって老化が大幅に遅らせられている。1940年代に初めて血清を打ち、以後数年間毎年続けた。フューリーは武器の有無問わず戦闘の専門家で、元ヘビー級のボクサーであり、テコンドーの黒帯と柔術の茶帯を持っている。キャプテン・アメリカとのスパーリングによる訓練もしていた。第二次世界大戦、朝鮮戦争、ベトナム戦争に参加し、その経験から時折「軍事アドバイザー」としても活動する。他に落下傘兵、レンジャー、解体専門家、船や航空機の操縦、およびグリーンベレーとして訓練経験もある。フューリーはS.H.I.E.L.D.の技術者によって設計された様々な武器を持っている。9層のケブラーとベータ・クロスで作られたS.H.I.E.L.D.のユニフォームを着ている。オリジナル通り、白人男性として登場する。黒人男性として登場。一連の映画では、黒人男性として登場。サミュエル・L・ジャクソンは、『アベンジャーズ』を含む合計9作品に、ニック・フューリー役で出演する契約を交わしている。なお、『インクレディブル・ハルク』(2008年)では、名前のみの登場に留まっている(オープニング・クレジットに出てくる公文書で、ニック・フューリーの名前が確認できる)。
出典:wikipedia
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