ヴィータ・N3 (VITA N3) は、第一汽車子会社天津一汽夏利汽車によって製造されていたセダンおよびハッチバックである。ダイハツ・シャレードがベースとなっていた。中国においてシャレード（夏利）は、タクシー市場と小型車市場のロングセラー車となっていた。1986年9月30日、天津市微型汽車（現：天津一汽夏利汽車）がG11型ダイハツ・シャレードの生産を開始し、1990年10月14日にはフルモデルチェンジしたG100型シャレードの生産を開始。1997年12月、フェイスリフト。このモデルは2000年代中期頃まで老夏利として販売されていた。2003年5月、フロントグリルを変更し、駿雅および紳雅として販売開始。なお、このモデルは2014年頃までヴィータ・Aシリーズとして販売されていた。2004年8月8日、フェイスリフト。ヘッドライトの形状など大きくデザインを変更し、ヴィータ・N3として販売開始。2005年8月4日、小変更し、新N3として販売開始。2013年5月16日、再フェイスリフト、デザインを変更。2015年12月、ヴィータ・N3生産·販売終了。従来の夏利名義から通算して名実共に29年の歴史に幕を下ろした。セダンモデルのみが用意され、エンジンは直列4気筒 1L TJ376QE型および1.3L 直列4気筒 8A型エンジンを搭載し、4速マニュアルトランスミッションが組み合わせられていた。エンジンは直列4気筒 1.1L TJ378QE型および、1L TJ376QE型、1.3L 8A型エンジンを搭載し、4速マニュアルトランスミッションおよび5速マニュアルトランスミッションが組み合わせられていた。また、このモデルに直列4気筒 1.4L CA4GB1型エンジンを搭載したモデルは夏利1.4として販売されていた。直列4気筒 1.1L TJ378QE型エンジンと、1.3L 8A型エンジンが搭載され、5速マニュアルトランスミッションが搭載される。

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