MICRO CADAM(マイクロ キャダム)は、日本で開発、サポートされている機械系2D CADソフト。CADAMの機能を日本アイ・ビー・エムのパソコン(IBMマルチステーション5550)へ移植することからスタートした。最初のバージョンは1985年9月にソフトウェアパッケージ製品として出荷され、ワールドワイドでの製品としてのサポートは2001年に終了した。が、その後も日本のユーザの要望を反映して発展を続け、現在のソフトウェア・サブスクリプション&サポートサービス形態での提供に至っている。2012年10月、現行製品のMICRO CADAM Helix Design & Drafting V5R2の後継として、MICRO CADAM Helix 2013を発表/リリースした。この後継リリースでは、従来のハードウエアーによるライセンス提供から年間ライセンスの方式に変更し、それに伴って価格も改定されている。CAD'S(株式会社CAD SOLUTIONS)が開発元である。**沿革**1984年に、川崎重工業株式会社と、ロッキード社の子会社でCADAMの開発・サポート担当する米国のCADAM.Incとのジョイント・ベンチャーとして設立されたキャダム・サービス株式会社(CSC)にて開発スタート。当初は、日本アイ・ビー・エムが販売するCADAMのサポートも担当したが、1985年、日本アイ・ビー・エムよりMICRO CADAM発表後は、その開発・販売サポートが主力となった。その後、社名をキャダム・システムズ株式会社(CSC)に変更した。1990年代に、米国でのCADAM.Incの買収にともない、一方の株主は米IBMに代わった。2004年に、日本アイビーエム株式会社の別子会社(エンサイクロソフト株式会社)と合併して、日本アイビーエム・アプリケーション・ソリューション株式会社(IASC)となる。2010年8月、日本アイビーエム・アプリケーション・ソリューション株式会社(IASC)は、日本アイ・ビー・エム・サービス株式会社(ISC-J)に統合。MICRO CADAMの開発・サポートはそのまま引き継がれている。2016年4月、株式会社CAD SOLUTIONS(CAD’S、 株式会社アルゴグラフィックスの100パーセント子会社)が、日本アイ・ビー・エム・サービス株式会社(ISC-J)から、MICRO CADAM事業を引き継ぐと共に、ISC-JでMICRO CADAMの開発・サービスに従事していた開発者、営業スタッフ全員も、CAD’S社に移り、引き続き当該製品の販売、保守サービスに従事するとなった。 尚、MICRO CADAMのコピーライトは、下記のとおり両社併記となった。 © Copyright IBM Corp. 2002,2016 All rights reserved. © Copyright CAD SOLUTIONS Inc. 2016 All rights reserved. 注)株式会社CAD SOLUTIONS(CAD’S 英語表記 CAD SOLUTIONS Inc.)について 設立:平成28年1月、本社所在地:東京都中央区日本橋箱崎町 国際箱崎ビル8FMICRO CADAM Helix 20xx( "20xx" の部分は年号、最新(2016年4月現在)は MICRO CADA Helix 2016 ) MICRO CADAM Helixファミリー製品としてプリンタードライバー、データバックアップツール、あるいはファンクションキーボードなど。MCHSとは、MICRO CADAM Helix Support(マイクロキャダム・ヒーリックス・サポート)の略称で、マイクロキャダムのユーザに対して、新たに、契約ベースで提供するソフトウェア・サブスクリプション&サポート。加入対象は、MICRO CADAM Helix Design & Drafting V5R2あるいはそれ以前のバージョンで、目的は、最新のOS環境に対応したメンテナンス・バージョンの提供 及び WEB経由でのQ&A,不具合などへの対応。
出典:wikipedia
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