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なめ猫

なめ猫(なめねこ)とは、1980年代初頭の名古屋で生まれ、日本で短期間流行した、暴走族風の身なりをした猫のキャラクター企画である。本物の仔猫に衣装を着せて座らせ、正面から撮ることで直立して見えるように写真撮影したものを最初に、数々の商品が作られた。プロデューサーは津田覚。元々、津田が近所のクリーニング屋から引き取り大切に育てていた4匹の仔猫たちが、津田の恋人が置き忘れていった人形の洋服に興味を持ち、それを見て面白半分にそれを着せて撮影したのが始まりだったという。正式名称は「全日本暴猫連合 なめんなよ」。そのキャッチフレーズが「なめんなよ」だったことから略され「なめ猫」となった。英語表記は「Don't Pelorian!」。初代のなめ猫グッズは、1980年から1982年まで発売された。ポスターは600万枚、自動車の免許証風のブロマイドは1200万枚を売り上げた。「死ぬまで有効」、「なめられたら無効」等の表記でも有名なこの免許証風ブロマイドは一大ブームとなり、なめ猫以外にも、芸能人・アニメ・映画のキャラクターやエリマキトカゲなどを使った派生商品が多数販売された。ブーム最盛期には交通違反者が運転免許証提示命令に対しこぞってこの「なめ猫免許証」を出して見せたことから、警察から発売元へクレームが入るほどの社会現象となった。その他、文具・写真集・レコード・ゲームなど、最盛期には500種以上のキャラクター商品が発売された。しかし、津田が多忙になったことやマスコミや動物愛護団体から猫への虐待を疑う声が多く寄せられたことなどから発売中止となり、ブームは沈静化した。実際には衣装と撮影方法に仕掛けがあり、あたかも立たせているように見せかけているが、実際には猫は前足を上げていただけである。その後なめ猫たちはスタッフや希望者に引き取られたという。地元名古屋発CBCテレビの若者向け番組「ぱろぱろエブリデイ」がブームの発信源の1つとされる。なめ猫は、『オリコン・ウィークリー』(現・『oricon style』)誌1981年12月4日号の表紙を飾った。人間以外の動物が同誌の表紙になったのは、2005年6月現在これが唯一である。1998年に、なめ猫の1999年版カレンダーが発売。「DON'T KID ME!!!!」と表記された。2005年に、(前述のカレンダーを除けば)23年ぶりになめ猫グッズが発売された。当時のオリジナルと同じ暴走族ファッションの猫のほか、現代風のファッションの猫もある。免許証風のブロマイド、時計、バスタオルなどが発売されている。なお、この再発売のため新たに撮りおろされた写真は一枚も無く、全てプロデューサーの津田が当時撮影したものをグッズに使用している。2005年度版の免許証風ブロマイドは2015年時点で1900万枚を売り上げている。他の多くのキャラクター商品と同様に模造品や海賊版が存在し、こちらはキャッチフレーズを「なめるなよ」または「にゃめるな」と変えた物もあった。2006年には警視庁の暴走族追放キャンペーンのポスターに使われた。2007年より肖像パブリシティ権侵害行為防止キャンペーンポスターに使用され、2008年には「みんなで『情報セキュリティ』強化宣言! 2008」を展開するメインキャラクターとして使用された。2015年にはソフトバンクが展開する「Y!mobile」の学割応援団のキャラクターとして使用され、なめ猫免許証が作れるサイトも開設された。 2016年にも再びCMキャラクターに起用され、その声を哀川翔が担当している。1981年12月8日にシンコー・ミュージック出版から写真集『なめんなよ 又吉のかっとびアルバム』(プロデュース・津田 覚、撮影・脇田敏)を発行。発行部数は50万部。1981年11月21日に「又吉&なめんなよ」名義でシングルレコード『なめんなよ』が日本フォノグラム(現・ユニバーサル ミュージック)から発売され、当時20万枚以上を売り上げるヒットとなった。レコードでのヴォーカルは元トランザムの西濱哲男だったが、西濱が猫の着ぐるみを着て表に出るのを拒否したため、『ヤングおー!おー!』などのテレビ番組では藤タカシのリードヴォーカルで歌われた。翌年、藤と本曲のリズムセクションとで、M-BANDとしてデビューした。このレコードには、エンド部の溝に猫の声が入っており、オートターンテーブルでなければ延々と鳴き続ける仕掛けとなっていた。長らくCD化もされず、入手困難だったが、2005年3月24日に発売されたオムニバスCD『愛しのキャラうた伝説~キャラクター・ソングの素晴らしき世界~』に収録された。1981年には、同じく「又吉&なめんなよ」名義で、写真集と同名のLP『なめんなよ - 又吉のかっとびアルバム』が発売されている。ちなみに後に「又吉&なめんなよ」は『おちょくっとんなよ』というタイトルで2枚目のシングルも発売した。このほか、「なめ猫」名義の『なめ猫の歌(本猫盤)』や、オリジナルのアニメーションキャラクターのネコによるグループという設定の「川崎黄金猫舎」(かわさききんねこ)の『パープリング・ブギ』という企画、便乗盤もポリスターから発売された(尚、川崎黄金猫舎は当時の人気音楽番組『夜のヒットスタジオ』(フジテレビ系)にも登場しており、この際には、スタジオ風景にキャラクターが歌っているアニメーション映像を合成する形で右の『パープリング・ブギ』が放映された<1981年12月21日放送>)。『なめ猫の歌(本猫盤)』はCD『テレビ狂時代(2)僕たちの70~80年代セレクション』に収録されている。また、2008年10月15日には又吉&D.O名義のCD『なめ猫25周年記念ミニアルバム なめんなよ』がポニーキャニオンから発売された。『 〜なめねこ又吉最強伝説〜なめんなよ!』を連載している「別冊コロコロコミック」とのコラボレーション企画である。6曲が収録されており、タイトル曲にはストロングマシン2号も参加している。なめ猫のプロデューサーだった津田覚は、その後東京都内で葬儀会社2社を経営していたが、約3年分の所得を隠したとして所得税法違反容疑で東京地方裁判所に起訴され、2016年6月9日に同地裁から懲役1年6ヵ月・執行猶予4年、罰金1,700万円の判決を受けた。

出典:wikipedia

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