朽木 祥(くつき しょう )は、日本の児童文学作家広島市生まれ。鎌倉市在住。被爆二世。上智大学大学院博士前期課程修了。デビュー作『かはたれ』(福音館書店)で四つの賞を受賞したのを初めとして数々の賞に輝く。作品はファンタジー、リアリズム、ヒロシマ関連など多岐にわたる上、幼年からヤングアダルト、成年向けと作品の対象年齢も広い。豊かな教養に裏打ちされた文章の品格の高さとユーモア、ストーリーテラーとしての巧みさもさることながら、「共感共苦」をテーマにした文学性の深さには定評がある。神宮輝男は『風の靴』の後書きで、作品の的確なディテールと物語の推進力に言及し、「子どもの文学の新しい流れを予感させる」と述べている。日本国内の主な児童文学賞をほぼ毎年受賞している他、2014年にはドイツのミュンヘン国際児童図書館が発行する国際推薦児童図書目録、ホワイトレイヴンスに『八月の光』(偕成社)『光のうつしえ 廣島 ヒロシマ 広島』(講談社)の2冊が選定されている。この目録には世界50カ国以上から200作品が選ばれる。通常一作者一作品のところ、二作品が選ばれるのは異例の扱いであり、朽木の作品が国内のみならず国外でも評価の高い証であろう。この二作品は、フランクフルトやボローニャのブックフェアでも取り上げられている。2016年7月20日、7月27日、8月6日に『八月の光』の中の「石の記憶」がNHKの国際放送局にて17言語(英語~スワヒリ語)に翻訳されて放送されるなど、活躍は広がりを見せている。※ 『かはたれ』、『風の靴』、『八月の光』(偕成社)、『光のうつしえ』は厚生労働省の児童福祉文化財に選定されている。 『八月の光』『光のうつしえ』について言及 「物語の力」 国立オリンピック記念青少年総合センター 親子読書地域文庫全国連絡会 主催 「想像力を通して目撃するということ」 ホテルメトロポリタン長野 信州児童文学会 主催 「記憶」を物語るということ 広島市子ども図書館 主催
出典:wikipedia
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