『うみねこのなく頃に episode4 - Alliance of the golden witch』("黄金の魔女の同盟")は、同人サークルである07th Expansionが製作している同人ゲーム『うみねこのなく頃に』の、シリーズ第四作である。2008年12月29日のコミックマーケット75において発表され、販売開始された。タイトルは『うみねこのなく頃に』と、「な」を赤文字で表記する。本作は07th Expansionの同人ゲームでは初のトールケース仕様となっており、パッケージイラストも竜騎士07ではなく、肖像画デザインを担当した江草天仁によって描かれている。このことについて竜騎士07は、出題編完結を機に新しくここから購入するユーザーがそれなりにいるだろうことから、「これ一本さえ買えば、出題編は全部プレイできる」ことをわかりやすくするために、今までとパッケージの体裁を変えたと述べている。『うみねこのなく頃に』で作者が「問題編」として設定している部分の最後を飾るストーリーとして発表された作品。それまでとは違う視点を提供しており、六軒島事件の12年後(1998年)に生きる18歳の縁寿が主人公ともいえる活躍をするのが最大の特徴である。序盤は、事件から12年後の縁寿の境遇と、絵羽死亡後の縁寿の事件解明への行動について描かれる。中盤では真里亞の過去の物語が描かれ、六軒島の事件を中心に描いていた今までの物語とは趣の異なる一編となっている。1998年。右代宮家の全財産を引継いだ18歳の少女「右代宮縁寿」はビルの屋上から飛び降りながらも無傷で生還するという神秘体験をきっかけに、12年前の六軒島事件の真相を探る旅に出た。しかしその旅の果てには縁寿の財産を狙っている母方の実家、須磨寺家の魔の手が待ち構えていた。1986年。六軒島を舞台に第4のゲームが始まる。しかし、前回から続く戦人とベアトリーチェとの推理対決に新たなプレイヤーが参戦してきた。グレーテルと名乗る謎の少女である。彼女は、12年後の右代宮縁寿が魔女となった姿であった。1998年と1986年の2つの物語は平行して進められ、時には交じり合う。そして2つの物語は意外な結末へと加速することになる。本作の殺人事件は人間には到底行えないであろう殺人が多々ある。それを魔女の仕業なのか人間の仕業なのかを見極めるのが、本作の大きな分岐点となる。また、死体の多くは碑文に見立てられて殺されており、殺人が行われた場所には魔法陣や魔女からの手紙が残されている。これらの小道具の存在が「魔女ベアトリーチェが魔法によって殺人を犯した」という印象を登場人物たちに与えている。"(被害者の欄の横に書かれたカッコ内は見立ての内容を示す)"スクウェア・エニックスのウェブコミック配信サイト『ガンガンONLINE』において2009年10月1日から2012年2月2日まで連載された。作画:宗一郎「うみねこのなく頃に」第19 - 26話著:竜騎士07 イラスト:ともひ講談社BOX
出典:wikipedia
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