青田県(せいでん-けん)は中華人民共和国浙江省麗水市に位置する県。篆刻で使用する青田石の産地、季井嶺・図書洞がある。前211年、秦朝が中国を統一すると、青田地区に閩中郡が設置された。前192年、漢朝が成立すると軍功のあった騶搖が東海王がこの地に封じられ、前85年(始元2年)に会稽郡の下に回浦県が設置され青田地区を管轄していた。後漢になると回浦県は章安県と改称、203年(建安8年)に章安県の青田地区に松陽県が設置され、会稽郡(三国時代は臨海郡、晋代は永嘉郡の管轄)の管轄とされた。 589年(開皇9年)、隋朝は郡制を廃止、永嘉郡を処州(592年に括州改称)とし、松陽県東部に括蒼県を設置、青田地区はその管轄となった。711年(景雲2年)、唐朝は松陽、括蒼の2邑に青田県を設置し、現在まで沿襲されている。青田石を産出することから1700年余前から石彫が行われており、2万人以上が関連業務に携わり、工業総生産は約3.5億元に及んでいる。青田石は青田県の工業総生産の約18%を占め、この地域の一大産業となっている。
出典:wikipedia
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