平尾 貴四男(ひらお きしお、1907年7月8日 - 1953年12月15日)は日本の作曲家。東京市日本橋区生まれ。化粧品業を営む平尾聚泉の四男として育つ。家は裕福であった。慶應義塾幼稚舎・慶應義塾普通部を経て慶應義塾大学医学部に進んだが、文学部独文科に転じて卒業。音楽はヴァンサン・ダンディ門下の陸軍軍楽隊長、大沼哲に師事した。パリのスコラ・カントルムとセザール・フランク音楽学校で1938年まで、作曲およびフルートを学ぶ。フルートの師はガストン・クリューネル。帰国してからは1948年に作曲グループ「地人会」を安部幸明らと結成。作品にオペラ「隅田川」、管弦楽曲「砧」、ヴァイオリン・ソナタ、1948年作曲の代表作ピアノソナタ、歌曲などがあり、室内楽がほとんどを占める。戦後は国立音楽大学教授、日本現代音楽協会委員長などを務めるが、病気のため「オーボエ・ソナタ」(鈴木清三の委嘱)を最後として46歳で没。翌年、「木管五重奏曲」(東京管楽器協会の委嘱)に対して毎日音楽賞を追贈される。妻の平尾妙子(2008年没)と娘の平尾はるなは共にピアニスト。孫の辻功はオーボエ奏者。作曲家・歌手の平尾昌晃(出生名・勇)は甥。弟子に冨田勲、宇野誠一郎がいる。
出典:wikipedia
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