鳥取市営サッカー場(とっとりしえいサッカーじょう)は、鳥取県鳥取市にあるサッカー専用の球技場である。施設は鳥取市が所有し、一般財団法人鳥取県サッカー協会が指定管理者として運営管理を行っている。愛称はバードスタジアム。なお、鳥取市に本店を置く鳥取銀行が命名権を取得しており、2008年(平成20年)4月1日から「とりぎんバードスタジアム」(略称「とりスタ」)の呼称を用いている(後述)。1995年(平成7年)開場。愛称「バードスタジアム」は、所在地「鳥取」と「はばたく鳥」をイメージして命名された。中国地方唯一のサッカー専用スタジアムである。元々はインターハイのサッカー会場のため、収容人数3000人程度、メインスタンド以外は芝生席の予定だったが建設時期がJリーグ開幕と重なったため、Jリーグ開催規格を満たすスタジアムへと計画変更された。この他、路面が土のサブグラウンドが隣接しており、ガイナーレのホームゲーム開催時には専用駐車場(有料。駐車券事前販売制)として使用されている。収容人員はJ1基準(15,000人)を満たす16,033人収容であるが、消防条例上のキャパシティーはそれよりも実際には少なく、J1基準を満たすには更なる収容人員の増加が必要になるため、2013年度はJ2ライセンスのみしか取得することができなかったガイナーレがスポーツ振興くじの助成を受けて改修するように鳥取市側に要請している。なお、2014年度にガイナーレがJ2リーグに残留するという前提のもとで座席を3000人分増設する計画が予定されていたが、J2・JFL入れ替え戦でカマタマーレ讃岐に敗れてJ3リーグへ降格することが決まったことを受けて、鳥取市は増設工事の実施を見送ると発表した鳥取市教育委員会が明かした当初計画によると、座席の増設はバックスタンドとホーム(ガイナーレ)側応援席のゴール裏のそれぞれ後方に設置し、スタンド全体をピッチにせり出す形での増設を想定し、事業費3億9000万円のうち、2億7000万円をスポーツ振興くじの助成金で、残りをバードスタジアム国際交流基金で賄うとしていた。また、Jリーグライセンスではスタジアムの屋根敷設、およびトイレの数についてもB等級の審査対象としているが、いずれも提示した基準を満たしていないため、ガイナーレ鳥取に対し改善計画書の提出を求める制裁処分(是正勧告)を科したうえでリーグライセンスを発行する「事実上の条件付き交付」を行っている。なお2016年度のライセンスについては、ガイナーレの債務超過が膨らんでおり、A等級の財政面の項に抵触し、ライセンス交付が認められない可能性があるとして、J2以上のライセンス申請は見送っている。ガイナーレ(および前身のSC鳥取)のホームゲーム以外では、以下の通りである。鳥取市は、2007年10月1日から11月30日まで命名権を公募していた。締切後の12月4日に鳥取市に本社を置く地方銀行の鳥取銀行が命名権を取得し、2008年1月17日に契約に調印した。2008年4月1日から3年間(年額300万円)の契約で、「とりぎんバードスタジアム」の呼称を使用することとなり、鳥の翼を模したシンボルマークも制定された。その後2011年、2014年と同条件で鳥取銀行と契約を更新しており現在の契約は2017年3月31日まで。当サッカー場の建設竣工に際して当サッカー場で行われる各種球技やイベントの開催を通して、子供たちの国際感覚醸成と世界への情報発信を目指すことを目的として、バードスタジアム国際交流基金が設立された。基金造成額は鳥取市・鳥取県でそれぞれ2億円ずつの4億円このうち、2002年にはワールドカップに出場したサッカーエクアドル代表のキャンプ地としての招致経費として6,300万円を取り崩し、2010年にJリーグに加盟したガイナーレへ7,000万円の助成が行われた(2008年、2009年はJ2昇格を逃したため、助成は凍結されていた)。また、前述のように上記基金を全額取り崩した上で、2012年度以降スタジアムの施設改修が随時行われている。
出典:wikipedia
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