『警官の紋章』(けいかんのもんしょう)は、佐々木譲による日本の警察小説。「笑う警官」「警察庁から来た男」に続く“道警シリーズ”の第三弾。「警察庁から来た男」のおよそ10カ月後の物語。来たる洞爺湖サミットに備え、サミット警備計画が始動し、大通署刑事課でも対テロ・シフトとなるが、“特別対応班”の佐伯と新宮は相変わらず小さな仕事しかやらせてもらえなかった。一方、小島百合は婦女暴行殺人犯を逮捕した功績を認められ、警備部警護課へ出向命令が下り、警察学校の教官となっていた津久井は、拳銃携行のまま失踪した巡査の捜索を命じられる。何もやることのない佐伯の元に、愛知県警の刑事からある情報がもたらされる。それを聞いた佐伯は、2年前の覚醒剤密輸事件がでっち上げだった可能性に至る。しかもそれは道警本部の幹部らの指示によって行われたと気づく。佐伯はわだかまりの残っていた郡司事件、中古車密輸入事件に決着を付けるため、津久井は失踪した日比野巡査の復讐を阻止するため、小島は大臣警護のために、それぞれがサミット警備結団式会場を目指す。
出典:wikipedia
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