『ファイヤーフライ 宇宙大戦争』（ファイヤーフライ うちゅうだいせんそう、原題：）は、アメリカのSFテレビドラマシリーズ。2517年の未来を舞台にした西部劇風の宇宙冒険活劇。『バフィー 〜恋する十字架〜』とエンジェルのクリエイターであるジョス・ウィードンによりクリエイトおよび3エピソードが監督された。彼の製作会社である、ミュータント・エネミー・プロダクションズにプロデュースされた。自然主義の伝統的な西洋映画をモチーフとしており、ウィドゥンはティム・マイニアとともにエグゼクティブプロデューサーを務めた。ファイヤーフライはアメリカとカナダで2002年9月20日にFOXネットワークのでプレミア放送された。14エピソードのうち11エピソードが放送された後、放送が打ち切られた。比較的短いシリーズにもかかわらず、残りの3エピソードはDVDでリリースされ、ファンにより好調な売れ行きがされた。2003年にはエミー賞のシリーズ視覚効果賞を受賞した。その後、製作サイドは企画をユニバーサル・ピクチャーズに持ち込み、劇場映画としての完結編が実現、セレニティーという映画が公開された。アメリカ本国ではDVD-BOXが発売中されているが日本では映像ソフトは未発売である(但し映画『セレニティー』はDVD、Blu-rayともに国内盤発売中)日本ではネットフリックスが配信をしている。(2016年4月現在)西暦2517年、地球滅亡の後、人類は銀河に広がり新たな惑星に移住していたが、惑星間では貧富の差が広がり、"コア"と呼ばれる中央の惑星は同盟を組んで、反対する独立派を戦争で破って、全惑星を支配下においていた。独立派の元軍曹である、マルコム・レイノルズ（通称マル）は今でも同盟に抵抗する物好きの一人で、セレニティー号の船長である。セレニティー号はファイヤーフライ級の宇宙貨物船。乗員は戦闘員が二人（ゾーイとジェイン）、操縦士（ウォッシュ）、整備士（ケイリー）、牧師とコンパニオン、さらには同盟に追われる兄妹の、8人が乗っている。彼らは寂れた辺境惑星を行き来する宇宙の便利屋で、密輸や強盗、難破船の回収、暗殺など、あらゆる仕事を引き受け、方々でトラブルを起こし、同盟の保安官に追われることもある。辺境宇宙には、野生化した人食い人類リーヴァーが彷徨い、西部開拓時代さながらの無法地帯である。

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