李冰冰（り ひょうひょう、リー・ビンビン、1973年2月27日-）は、中華人民共和国の女優。日本メーカーのゲームソフトを原作とした映画バイオハザードシリーズなどに出演している。日本では常用漢字を用い李氷氷と表記される場合がある。 1973年、黒竜江省ハルビン市五常市に出生。1993年に上海戯劇学院に入学し演技を学ぶ。1994年に女優デビュー以来、多数のテレビドラマと映画に出演している。2000年、張元（チャン・ユアン）監督の『ただいま』（主演）の演技により、第13回シンガポール国際映画祭最優秀女優賞を受賞。2008年には『雲水謠』で第17回中国金鶏百花電影奨・最優秀主演女優賞を受賞。同年公開の『ドラゴン・キングダム』で、ハリウッド映画デビューを果たした。2009年には『風聲』で第46回台湾金馬賞・最優秀主演女優賞を受賞。2012年9月、アメリカ映画『バイオハザードV リトリビューション』に出演した。2012年9月、『バイオハザードV リトリビューション』の東京の試写会への出席を拒否し、日本版ポスターから自身を削除するよう申し出た。ただし、元々、日本での試写会に彼女を招く予定も、日本版ポスターに彼女を掲載する予定も無かった。これらの事情もあってか、彼女に対する製作サイドからのペナルティは特に無かった。通常、出演契約には広報に関する協力条項があるが、この場合は「求められた広報活動を拒否した」のではなく、「求められていないことに関して『行わない』と宣言しただけ」とみなされた。このような事情から、「ペナルティを課されることはない」と見越しての発言とも思われる。現に両発言の時期は、それぞれ「試写会の概要が決定された時期」「ポスターの草案がまとまった時期」に概ね一致する。尖閣諸島問題で日中の対立が高まったことを受けて、「釣魚島（日本名：魚釣島）は中国固有の領土である」との政治的立場を表明し、日本だけは絶対に行かないと宣言した。しかし、日本製ゲームを元にした映画バイオハザードに出演していることに対してコメントを求められると、「バイオハザードは確かに日本の企業が販売しているが、オリジナルは優秀な中国人スタッフの手による中国製であり、日本の物は所謂、海賊版だと理解している」と発言している。（実際は逆で、中国において粗悪な海賊版が作られている）また、自身がＣＭ出演していた東芝、本映画の配給元であるソニーについて、それぞれ、中国、アメリカの企業と発言もしている。（これは、前後の発言からどうやら本心で信じているようである）

出典:wikipedia