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∀ガンダム (架空の兵器)

∀ガンダム(ターンエーガンダム、∀ GUNDAM: "TURN A GUNDAM")は、テレビアニメおよび劇場用アニメ『∀ガンダム』に登場する架空の有人人型ロボット兵器。イングレッサ・ミリシャなどで使用された発掘モビルスーツ(MS)の一つで、主人公ロラン・セアックの搭乗機。∀とは、全称記号で「すべてを内包する」という意味を持つ。運用思想は徹底した「単機による作戦行動」であり、通常の兵器に求められる「用途に応じた機能の特化」という大原則を無視したものとなっている。その常識外の思想背景の基となっているのは太陽系外勢力(後述)に対する恐怖心であり、それによって∀開発に関するすべての制限を消滅させてしまう結果となっていた。かつて月光蝶システムを使い、地球圏の人工物を砂に変えた機体で「地球文明を埋葬した」とされる。その後は北アメリア大陸の町、イングレッサ領ビシニティ北部のマウンテンサイクル(アーク山)に長年祀られていた神像内に隠されていた。ビシニティの成人式の日、ディアナ・カウンターのウォドムに反応して起動する。機体各部の意匠や機構にターンXとの共通点が多い。劇中で両者は「兄弟」「ターンタイプ」などと呼ばれた。過去のガンダムシリーズのIフィールドとは異なり、∀ガンダムのそれはメガ粒子ビームの他にも実体弾及び衝撃波等にも対応している。また広範囲への展開で背部広域を防御するなどの効果を見せた。これは、宇宙世紀0200年代を描いた小説『ガイア・ギア』に登場するIフィールドバリアと同じである。動力源の「DHGCP」は、資料では「縮退炉を2基搭載したもの」と記述されており、他の多くのMSで浸透している熱核反応炉ではない事が判明している。小説版では「不連続超振動ゲージ場縮退炉」と記されており、その縮退炉から発生させたエネルギーを、内面に展開し縮退を起こす、と解説されている。周囲から熱を奪う性質上、縮退炉には幾重ものブランケットが巻いてある。機体は機体の周囲を覆ったIフィールドによって駆動する「IFBD(Iフィールドビームドライブ)」によって稼動している。そのため既存のMSとは違い機体内部でジェネレータや駆動装備に占有される容積が極端に少ないため、上半身はがらんどうで駆体そのものが装甲や構造材を兼ねた構造となっている。この内部容積に牛などの家畜や、核ミサイルを積載した事もあった。推進器は下半身に集中し脚部にスラスター・ベーンが搭載されており、重力下でも有る程度の飛行が可能となっている。劇中終盤のギンガナム隊との決戦では、重力下での完全な飛行を行っていた。スラスター・ベーンはマイクロエンジン(超小型推進器)を用いた二次元ノズルの集合体で、その一枚一枚もさらに小さなベーンが集まったフラクタル構造となっている。出現直後はスラスター・ベーンにナノスキンの残骸が詰まっていた為、この機能は充分に回復しておらず、第12話で使用可能となった。劇中ではその本来の能力の大半を発揮していないとされているが、その潜在パワーは凄まじく、スモーとムットゥーのモビルスーツとモビルアーマー2機を引っ張り上げた他、単体で大気圏離脱が可能な宇宙船ジャンダルムを正面から押し返すほどの推進力を誇り、他にも戦艦ウィルゲムの浮上を押し戻すなどしていた。機体の装甲素材「ナノスキン」は多数のナノマシンから成り、高度な自己修復機能を持っている。生物の細胞が新陳代謝をすることで全体を維持するように、∀ガンダムの装甲も分子レベルで常時ナノマシンによって自己修復を行っている。一説には、機体の一部とナノマシンが残ってさえいれば、パイロットも含めて完全再生が可能とまで言われている。当初、∀が石像のような姿をしていたのは、役目を終えたナノマシンが垢のように長年の間に堆積し、機体を覆ってしまったのだと考えられている。なお、ディアナ・カウンターのMSにもナノスキンを用いたものがある。コクピットは股間についており、フロントアーマーと合わせコア・ファイターとなる。コクピットはスモーのもので代用できるが、一部の機能が使用できなくなるらしい。搭乗方法はシートと操作レバーなどが設置されたコクピット部分がそのまま昇降機で股間部分から下に垂れ下がるように降りて来るものである。この昇降機を使用しなくても、直接風防を開いて乗り込む事も可能である。風防以外の内装部分はモニターとなっており、前周囲を確認出来る。更にコクピットにはVRヘッドと呼ばれる装置が内蔵されており、様々なセンサーからの情報をヘッドマウントディスプレイにて確認することが可能である。大気圏内ではマイクロノズルの高圧ジェット噴射と、翼の揚力で飛行する。真空中ではIフィールドと地表との間に生ずる擬似的な地面効果を受け浮揚、推進器を噴射して飛行する。46話でミサイルを搭載して出撃、ズサンを撃破している。このミサイルは本来の装備ではなくサイズの合うものを適当に装備したものであり、これを除けば攻撃能力は無い。主に移動・脱出用の装備となっているが48話にて長距離の移動も不可能であり、フラットの背に乗って移動する様子が描かれている。Iフィールドバリアは翼ともなる腰部フロントスカートアーマーの移動に従って変動展開する。46話のズサン撃破の際に飛来した破片を受けながらコクピットには損傷はなかった。なお、本来ならパイロットは生体スーツを通じコクピットと繋がっており、裸身で座席に背中を預けると接続部に8つの当たり痣が付く。これが元となり成人の儀式では、ホワイトドールの前でヒルを使い背中に6つの痣を聖痕として付けることとなった。以下は『SDガンダム GGENERATION SPIRITS』に登場する∀ガンダムの武装である。ゲーム中に別に登場する通常の∀ガンダムとは武装名が異なり、『WORLD』では一部の名称も異なっている。本機は劇中では、ミリシャからは「ホワイトドール」、ディアナ・カウンターからは「ヒゲ」「白ヒゲ」などと呼ばれた。第9話で初めて、コレン・ナンダーが「ガンダム」と呼び、第14話ではパイロットであるロラン・セアックも「ガンダム」と呼んだ。「∀ガンダム」という名前は、第23話でテテス・ハレが、第24話でロラン・セアックが一度ずつ使ったのみ。アデスカでは同地の神話になぞらえて「白い悪魔」と呼ばれた。第43話以降はほとんどのキャラクターが「ターンエー」と呼んだ。本機はアニメ第2話において、ディアナ・カウンターの砲撃に反応して神像「ホワイトドール」の中から出現。もっぱらこの機体を発見したロラン・セアックによって使用されることとなった。当初はどのような武装があるのかさえ分からない謎だらけの機体であり、またロランの穏和な性格もあって敵を叩きのめすような活躍は少なかった。むしろその一方、橋代わりになったり、胸部サイロで牛を運んだり、手首を回転させ洗濯機のように使ったりするなど、モビルスーツの原点回帰ともいうべき作業機械としての働きを見せ、作品を特徴付けることにも成功している。物語が進むにつれて機能が回復、武装が発掘され、またその性能が少しずつ明らかになり、物語後半では驚異的な活躍を見せることとなった。一度はターンXの攻撃を受けロランがコア・ファイターで脱出、ギンガナム側に本体が渡りスモーのコクピットを付けて運用された。その際にギンガナム側の技術者によりフルメンテナンスが行われる。その後、紆余曲折を経て奪還され、ターンXとの最終決戦時には両機共に月光蝶を展開、壮絶な戦闘を繰り広げた。死闘の末に両機とも相打ちとなった末に、暴走した月光蝶が共にナノマシンの繭を生成、繭に包まれた。他にソシエ、ジョゼフ、メリーベルが搭乗した。曽我篤士版のコミカライズでは、大気圏上でのターンXとの戦闘の末、ターンタイプ故の相互干渉で機能不全に陥ったまま、大気圏に突入するが、まるで意思があるがの如くコアファイターを離脱させた後、ターンXと共に大気による空力加熱に耐え切れず、その際の摩擦熱で燃え尽きている。福井晴敏版のノベライズでは、月面砲カイラス・ギリの2射目を受け止めた後、黄金に輝くナノマシンを地球に撒き散らしながらコア・ファイターを除いて崩壊している。このナノマシンがカイラス・ギリによって壊滅的被害を受けた地球の環境を回復させた。曽我篤士の漫画版・福井晴敏の小説版共に∀ガンダムが腕や脚等、機体の末端部分を戦闘で喪失するシーンがあるが、アニメ本編では、頭部を取り外したりヒゲを折られる描写を除き、その様な描写は無い。本機は「システム∀」の実証機であり、DOC(デバイス・オペレーション・コントロール)ベースとの連携によって、一つの戦術システムとして機能する。しかし、システム∀自体の構想やシステムが、厳密には「何を指していたものか」は謎のままとなっている。一説ではマルチパーパスサイロと連動した支援システムが、それであるとする説もある。月光蝶やIFBDなどの各種のシステムのいずれまでが、システム∀に含まれているのかも不明となっている。建造時期は宇宙世紀でいう7800年頃である。その誕生には大きく分けてふたつの説がある。以上の出来事が真実であると黒歴史は肯定しており、ビシニティの広場地下の基地設備も調査により「SYSTEM-∀99」構想に基づいたものと判明している。また、DOC(デバイスオペレーションコントロール)ベースと呼ばれるモビルアーマーや、“7th-GMPT”と呼ばれる兵器(もしくはシステム)などの設定が考案されていたようだ。作品には出てきていないが、その名残があるものもある。DOCベースは、∀ガンダムとセットで運用され、従来のMSの運用を覆す強力な戦術システムであった。ここで∀ガンダムの胸部に収める装備を状況に応じて変更し整備・支援設備としての機能もあった。ベースはビシニティの地下に存在していたが、正暦の時代にはその機能を停止していた。設定画(もしくは設定画の案)もあったようで、その絵を元に雑誌の企画でスクラッチビルドによるモデル化がされたこともあった。DOCベースや7th-GMPTは劇中にこそ登場しないものの、番組放映当時にバンダイから発売されたプラモデルの機体解説にはこの名称が明記されている。太陽系外からの本格的な侵略を想定していたが実際には起こらず、のちのムーンレィスのルーツであるとされる人々の中から先祖返りを起こし地球圏への帰還を試みた一団を阻む程度に終わったという。漫画『月の風』冒頭には黒歴史時代の∀がワンカット描かれており、右肩のサーベルラックには通常のビームサーベルとは異なる詳細不明の装置が取り付けられている。小説『月に繭 地には果実』では、「月光蝶を前面に放射し人類史上最強のコロニーレーザーすら防ぐバリアーを形成」「機体の核=コア・ファイターが残っていれば、百年単位の時間経過が必要らしいが周囲のナノマシンを素材として機体の再構成・再生が可能」「空間転移」などの機能も見せた。これは、小説版を初めとした他メディア展開の際に、要素を膨らませる事を可能とする余地として用意された設定であり、更に本編での戦闘規模が巨大化する可能性も視野に入れて、材料として莫大にされていたものである。本機のデザインはシド・ミードによる。クリンナップ、細部デザインは重田敦司、武器デザインは沙倉拓実、コクピット内一部デザインは石垣純哉である。本来は「スモー」として世に発表された機体が「∀ガンダム」となるはずであったが(後述)、あまりに既存のガンダムとかけ離れていたことからこちらのデザインとなった。それでも、既存のデザインを大きく覆すデザインであったことに変わりはなく、放映開始当初は、特にチークガードである、いわゆる「ヒゲ」部分に対しブーメランになる、戦闘時に額に移動するなど様々な推測を呼んだ。これは全体の表面積を減らすことを意図したものであったが、監督の富野由悠季も初めてこのデザインを見た時は戸惑ったらしい。脇役ではあるが、1994年放送の機動武闘伝Gガンダムにも、「ヒゲ」のあるモビルスーツ「バトラーベンスンマム」が登場している。方法論としては、従来の「ブロックを積み上げた感じ」から、「表面に貼り付ける感じ」にした、とシド・ミードが語っている。機体の各部分にモールド(継ぎ目)処理が施されている。シールドが大きくシンプルな事には、「大きければ大きいほど∀の身体が隠れ作画が楽」ということをスタッフがシド・ミードに伝えたという理由もある(石垣純哉の公式HPより)。当初のイメージでは「貝殻のようにきれいなシールド」という構想だったが、最終段階まで作画にその意図が伝わらず楕円状のものとして定着した。コクピットが腰前部に配置されているのは、造形にとって異質な存在であるパイロットの出入りを邪魔しないためのものである。こうした工業デザインの観点からデザインされた∀ガンダムはシンプルであるが故のリアルさを備えてはいるが、そのためにキャラクターになりきっていなかったのだろうと富野は考えている。結果的に大多数の支持は得られなかったものの、新しいガンダムとして見たファンの中では「動きに説得力のあるデザイン」など高く評価する声もあり、劇中での演出の評判も相まって現在では一定の固定ファンを得るまでに至っている。ガンプラのマスターグレード100体目を記念するキットとしても選ばれており、その説明書の序文で富野は「評価が芳しいものではなかったのは残念だったが、無駄な仕事ではなかった」という趣旨の評価を記している。ロラン・セアック役の朴璐美は、富野から番宣ポスターに描かれていた∀ガンダムを初めて見せられた際に「このガンダム(のデザイン)は人気が無い」と説明を受けたが、当時ガンダムに関する知識の無い彼女は何故人気が無いのかが分からなかったと言う。その後、幾つかのガンダムシリーズに参加する事で当時不評だった理由が分かる様になったが、それでもなお「『∀ガンダム』という作品に(他のシリーズのような)カッコいいガンダム出たら、それは『∀』で無くなってしまう」とイベントや雑誌等で語っている。一方、『機動戦士ガンダム』でアムロ・レイを演じた声優の古谷徹は、アムロが出ていないので番組自体をあまり見ていないのと、デザインがあまり好みではないらしく「髭ガンダムのデザインが好きではない」と述べている。コア・ファイターが前述した位置にあるため、ガンダムビルドファイターズトライにおいてベアッガイF(プチッガイ)のアッパーカットでコクピットを破壊される憂き目に遭っている。が、本来はIフィールドバリア等のシステムがコクピットを守る様稼働する。変形するとコア・ファイターの翼にもなる本機の腰部フロントスカートアーマーの柔軟な可動域がそれを支援している。

出典:wikipedia

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