鏡村（かがみむら）は愛媛県越智郡にあった村である。1955年（昭和30年）に宮浦村との2か村が合併、町制施行し大三島町となり、自治体としては消滅した。大三島町は、1956年（昭和31年）に岡山村と合併、さらに平成の市町村合併で今治市と越智郡11か町村の合併により今治市となり、現在に至っている。現在の今治市の北部。大三島の西北部。東は二反山に連なる標高300m級の山々で盛口村に接し、西は海を隔てて大崎上島に面する。肥海は北東南の三方を300m級の山々に囲まれた盆地状で、大見は海に面した集落、明日は明日本川流域の狭い谷に民家が集積している。鏡村合併前の旧3か村の名をそのまま大字として継承した。合併し大三島町になっても継承された。なお、現在、今治市になってからの地名表記は「大三島町」に旧の大字を続ける。大字は省く。麦、甘藷、かんきつ類、除虫菊、タバコ草などを産した。鉄道は通っていない。

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