アオコンゴウインコ("Cyanopsitta spixii")は、オウム目インコ科アオコンゴウインコ属に分類される鳥類。本種のみでアオコンゴウインコ属を形成する。ブラジル(バイーア州北部)固有種全長55-57cm。メスよりもオスの方が大型になる。尾羽は長い。胴体上面や翼は紫がかった青、頭部や下面は青みがかった灰色の羽毛で覆われる。虹彩は黄褐色。顔は羽毛が無く、暗灰色の皮膚が露出する。嘴の色彩は黒い。後肢の色彩は灰褐色。半乾燥地帯にある広葉樹林(ノウゼンカズラ科からなる)に生息する。食性は植物食で、果実、種子を食べる。繁殖形態は卵生。11-翌3月に樹洞に巣を作り、1回に2-3個の卵を産む。抱卵期間は約26日。雛は孵化してから2か月で巣立つ。開発による生息地の破壊、乱獲などにより生息数は減少している。1967年にブラジルでは法的に保護の対象とされている。野生個体を捕獲しペアを形成することを試みた例もあるが、オスが本種のメスではなくアカビタイコンゴウインコのメスとペアを形成してしまい試みは失敗している。飼育下での繁殖には成功しているものの、飼育下繁殖個体を再導入することに対しての是非が問題視されている。1988年に5羽が捕獲され野生個体は絶滅したと考えられていたが、1990年に再発見されているものの以降は野生個体の発見例が無い。
出典:wikipedia
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