ヒカリキノコバエ(光茸蝿)とはハエ目(双翅目)キノコバエ科ヒカリキノコバエ属に分類される昆虫の総称である。この幼虫は青白い光を発するため土ボタルとして知られており、オーストラリア、ニュージーランドなどで洞窟観光資源の一つとされ、観光分野(ツアーパンフレット、ツアーサイトなど)でもそのように表記される。また、英名(glow worm)どおりグローワームとも呼ばれる昆虫である。日本で土ボタルといえば、ホタル類の幼虫、特にマドボタルの幼虫を指すことがおおい。オーストラリア東海岸、ニュージーランド幼虫は洞窟や洞穴などの天井に生息している。粘液を20から30mm、長いものでは30から40cmもたらす。暗闇でルシフェリンにより青白い光を発し、虫を誘き寄せて粘液で絡め取り捕食する。幼虫の期間は約6ヶ月から12ヶ月である。成虫は口を持っておらず、交尾をし、産卵を終えるまでの数日間で死んでしまう。日本では多摩動物公園の昆虫園本館でヒカリキノコバエ("Arachnocampa richardsae")の幼虫が見られる。オーストラリアやニュージーランドの観光業界においては、宮崎駿監督アニメ「天空の城ラピュタ」に出てくる飛行石は、このヒカリキノコバエの幼虫であるいわゆる“土ボタル”がモデルになったとされることがある。しかし、スタジオ・ジブリはオーストラリアに関してはモデルにしたことはないと否定している。
出典:wikipedia
LINEスタンプ制作に興味がある場合は、
下記よりスタンプファクトリーのホームページをご覧ください。