パソトラとは、自作パソコンを扱った瑠沢るか原作のエッセイ漫画。PC初心者で同人漫画家の女の子による自作PCとの格闘生活を面白おかしくコミカライズするパソコン実録マンガをコンセプトに、PC自作雑誌『PC-DIY』で『パソコントラブルまんが 電脳漫遊記!』のタイトルで連載された漫画作品。同人誌版に比べてページ数に大幅な制約が課せられ、1回あたり4 - 6ページでの連載となった。ページの下部には担当編集者がツッコミや解説を行うスペースがあり、様々な情報が追記されている。同作はたちまち同誌の看板作品となり、同誌の漫画作品としては唯一の単行本化(全2巻)を果たす。このパソトラが連載されていたPC-DIY編集部がGIGABYTEが自社の広告宣伝用に発行している「GIGABYTE eXpress」という小冊子の編集業務を受注し、そこでPC-DIY編集部独自の企画としてマンガを掲載することを提案。その結果としてパソトラの番外編を「GIGABYTE Express」に掲載するが、番外編であることから「るかぽん」以外のキャラクタは登場せず、またGIGABYTEが主役である小冊子であることから、作者から提案されたオリジナルキャラクタ「ギガバイ子」を登場させた。当初、パソトラの番外編でスタートしたが、PC-DIYの休刊により途中からは「パソトラ番外編」ではなくなっている。いずれも「○」の顔内に漢字(と口)が描かれるだけという簡素なビジュアルで登場することが多い。本書では様々なテーマが扱われるが、やはりるかぽんのマシンに関するトラブルが主である。またムームー君のマシンはるかぽんにとって示準マシンであり、ムームー機に勝つために投資を行ない、その結果ムームー君が仕事で使うからと言って乗っ取られるという悪循環を続けている。これらのパーツは大半が秋葉原に趣いて購入されており、作中では買い物の場面も少なくない。言うまでもなく両名の主要なPC用途はCG作成(たまにゲーム)である。グラフィックボードが特にこだわりを持って選ばれているうえ、CPUパワーも必要でメモリやHDDも多めに搭載するハイエンドPCである。そのぶんサウンドやSCSIボードは適当なものを選んでいたが、後にSound Blaster Audigyのような高級サウンドも使用している。るかぽんが昔、自宅で使ったメーカー製PCたち。るかぽんの自作のルーツとして語られた。これらはいずれもゲーム機と認識されており、るかぽんのPC歴からは除外されている。KTC(キルタイムコミュニケーション)よりPC-DIY BOOKSとして全2巻が刊行していた。2010年現在、るかぽん公式サイトの通販ページからは以下のようなタイトルが確認できる(絶版含む)。同人誌版パソコントラブルまんがが再開された現在はパソトラとは言いがたいが、パソトラ番外編から続く、GIGABYTE社の広報小冊子に掲載されたギガバイ子ちゃんの短編シリーズには以下のようなものがある。このほか『GIGABYTE eXpress』号外でGIGABYTE社の2004年キャッチフレーズ発表の1ページ漫画が掲載されるなどしている。
出典:wikipedia
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