岩佐 禄郎(いわさ ろくろう、1879年4月3日 - 1938年8月3日)は、日本の陸軍軍人。最終階級は陸軍中将。第23代憲兵司令官。士官候補生15期。新潟県出身。岩佐彦十郎の六男として生まれる。1904年2月、騎兵少尉任官し、日露戦争に従軍。1912年11月、兵科を憲兵に転じ、1918年6月、憲兵練習所を卒業した。1935年9月、憲兵司令官に就任するが、1936年、二・二六事件が発生し、同年3月、事件の終結後に重謹慎30日の処分が下され待命となり、同年7月、予備役編入となった。二・二六事件では、未然に防止することが出来なかったことに責任を痛感し、反乱軍の説得にあたろうとしたが、歩哨に追い返され「それでも陛下の軍人か」と涙ながらに叱咤した。事態が終息しないなか、岩佐は参内しようとする首相・岡田啓介に協力し、自らの車に岡田と同乗し宮中へ送り届けることに成功している。その後岡田の首相官邸からの脱出に協力した小坂慶助ら憲兵三名を表彰した。持病のため体の自由が利かない中での行動であった。
出典:wikipedia
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