神一条教(かみいちじょうきょう)は日本の新宗教。ほんみちの分派である天理三輪講の流れを汲む。教祖、米谷クニ(玉水仙)は天理教の教師であったが、1935年(昭和10年)に天理教を離れ、天理三輪講に入信するも1941年(昭和16年)に教団解散、1942年(昭和17年)に大阪府布施市の自宅で「神一条打明場所」を開く。1946年(昭和21年)に大自然神一条教と改称し、1952年(昭和27年)、宗教法人認可を受けた際に現名称となる。「神一条」とは天理教の教義上の概念で、神の教えに触れて人生観が転回することをいう。創始者の米谷玉水仙は1889年8月に京都市上京区の豪商であった浅野家の次女に生まれた。玉水仙は米谷庄太郎と結婚し1920年に大阪に移るが、二男・三男・四男を相次いで病気で失ったことから1925年に天理教に入信。天理教で修業を積んだのちに、同教の分派である勝ヒサノの天理三輪講に移り、1942年に神一條教(神一条教)を創始した。1974年に玉水仙が没し、教団は玉水仙の長男の妻である米谷千恵子が継承した。1985年、千恵子没。教義としては天理三輪講の教義を継承し、仏教、キリスト教、天理教をひとつのものとしてとらえる独特の教義を持つ。感謝祭などの祭礼にも天理教の祭礼と同様の内容がみられる。火・水・風の三元神が信仰の対象であり、「火と水とが一の神、風より外に神はないぞや」という原則を信ずることで天の守護を得られるとしている。
出典:wikipedia
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