マルコ・マリン（Marko Marin, 1989年3月13日 - ）は、ボスニア・ヘルツェゴビナ出身のドイツ人サッカー選手。オリンピアコスFC所属。ポジションはMF、FW。マリンはSG01ヘーヒストとアイントラハト・フランクフルトでユースとしての生活をスタートした。その後2006年には、フランクフルトを去り、ボルシア・メンヒェングラートバッハのユースへ移籍。1年後に3年契約を結び、ボルシアMGでプロデビューを果たす。2008年8月9日、DFBポカールのファーストラウンド・VfB Fichte Bielefeld戦（7部リーグ）では17分間でハットトリックを達成した。2009年6月25日にヴェルダー・ブレーメンへ移籍した。2012年4月にはイングランド・プレミアリーグのチェルシーFCに移籍が決定した。移籍後も故障による長期離脱が続いていたが、2013年、2月9日のウィガン戦にて出場しプレミア初ゴールを記録した。2013年6月、セビージャFCへ期限付き移籍。その年のUEFAヨーロッパリーグで優勝した。異なるチームでのUEL連続優勝は、ラダメル・ファルカオに次いで2人目。2014年8月18日、ACFフィオレンティーナにレンタル移籍した。2015年1月20日、フィオレンティーナとの契約を打ち切り、RSCアンデルレヒトへレンタル移籍した。2015年8月25日、トラブゾンスポルへレンタル移籍。2016年8月24日、オリンピアコスFCに完全移籍することが発表された。出身地のボスニア・ヘルツェゴビナでプレーすることも出来たが、ドイツ代表を選択。2007年からU-21ドイツ代表でプレーし、これまでに6試合に出場している。2008年5月16日、A代表未経験であり、なおかつ2部リーグでプレーしていたマリンがユーロ2008の代表候補26名に選ばれた。しかしサプライズは起こらず、本大会メンバーから落選した。A代表初出場は2008年5月27日のベラルーシ代表戦。ハーフタイムにバスティアン・シュヴァインシュタイガーとの交代でピッチに立った。ユーロ2008終了後の最初の代表戦となるベルギー代表戦に招集され、代表2試合目にして初得点を決めた。

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