『明治天皇宇宙の旅』(めいじてんのううちゅうのたび、副題「大感動帝王編」)は、安原伸監督、神戸大学特殊撮影研究同好会製作による自主製作映画。1988年度製作。文化庁主催の第3回国民文化祭映像部門の一環で行なわれた伊丹映画祭グリーンリボン賞で大賞を受賞した作品だが、内容の問題からテレビ放映はされたことがない。『ほら男爵の冒険』が作品のモチーフとなっている。作品のロケは、兵庫県姫路市手柄山の姫路大博覧会パビリオン跡地(手柄山中央公園)や東京タワー、明治神宮、さらに皇居外苑で行なわれた。音楽は、『ドラゴンクエスト2』からの流用に加え、『軍艦行進曲』『明治節奉祝歌』などの戦前の歌謡が用いられている。明治45年、日清戦争・日露戦争に大勝利し、もはや狭い地球には飽き足らなくなった明治天皇は忠臣である乃木希典に命じ蒸気動力の羽ばたき宇宙船を製作させた。そして自身は崩御、乃木は殉死したということにして、宇宙の旅に出発したのであった。途上、月、太陽、小惑星帯などを訪れたのち、地球に似たとある惑星に着陸する。現れたその星の住民たちは侵略者たちに星の即時明け渡しを要求されており、国王とわずかな国民が残るのみであった。義憤にかられた明治天皇は侵略者と宇宙空間で大決戦を行い見事勝利、国民たちを解放した。地球に戻った明治天皇であるが、地球はウラシマ効果により74年後の世界になっていた。明治天皇は一夜の宿を提供した映画監督に、宇宙で起こった物語を話してきかせたのであった。
出典:wikipedia
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