『ヤッターマン』(英語表記:Yatterman)は、2009年3月7日に公開された日本映画。配給は松竹と日活の共同配給。タツノコプロ原作のアニメ作品『タイムボカンシリーズ ヤッターマン』(以下「アニメ第1作」)およびリメイク版『ヤッターマン』(以下「アニメ第2作」)の実写映画化作品であり、ストーリーフォーマットはアニメ第1作がベースである。『タイムボカンシリーズ』作品では初の実写映画化となる。また、タイムボカンシリーズ初のドルビーデジタル5.1chサラウンド音声で制作された。2007年4月10日に『科学忍者隊ガッチャマン』の実写映画版と共に発表された。発表当時、キャスト衣装等は全て謎のまま、2007年冬に主要キャスト発表、2008年1月に三悪キャスト発表、秋にヤッターマン衣装お披露目→三悪衣装お披露目と小出しに紹介され、特に三悪の衣装やキャストに注目が集まっていた。これまでに実写映画化されたタツノコプロのアニメ作品には、『CASSHERN』(『新造人間キャシャーン』)、『スピード・レーサー』(『マッハGoGoGo』)などがあるが、それらはどれも原作アニメをベースにしつつも大幅なアレンジが加えられていた。しかし本作は、以下のように極力原作アニメを意識した作りになっている。監督の三池崇史も「とにかく明確だったのは、子供の頃に見た『ヤッターマン』の感じを、限りなく再現したいということだった。」と語っている。アニメ第2作とはしばしばタイアップが行われており、2008年11月24日に放送された限定版第2弾では、本作でドロンボー一味を演じる3人がゲスト出演。アニメ版ドロンボー一味が実写版ドロンジョ=深田恭子の指輪を狙うという内容でメカでの対決も行った。なお、この話でドロンボー一味3人のコスチュームが解禁されたほか、劇中で予告編が流れた。また、2009年2月23日に放送された第32話でも再び予告編が流れ、第33話ではおしおき執行中に主演の櫻井翔が視聴者に挨拶をした。本映画は、週間興行収入ランキングで公開週から4週連続で1位を達成し、2009年春休みのナンバー1ヒット映画となった。また、2009年度の邦画興業成績ランキングでも第9位となる好成績を収めた。四つ揃うと願いが叶うという伝説のドクロストーンを巡って、いつものように週に一度の戦いを繰り広げるヤッターマンと、自称「泥棒の神様」ドクロベエ率いるドロンボー一味。考古学者の海江田博士もドクロストーンの魅力にとりつかれており、発見したドクロストーンの一つを娘の翔子に託したまま姿を消してしまう。行方不明になった父の捜索を翔子から依頼されたヤッターマン達は、二つ目のドクロストーンをオジプトの遺跡で発見する。ドロンボー達との激戦の末、ドクロストーンを基地に持ち帰ったヤッターマン。今やヤッターマン達の手元にはドクロストーンが二つ。その頃、世界では様々な場所からいろいろな物が消え始める異変が起きはじめる。この異変にはドクロストーンが関係し、そのすべてが集まると時間の流れが狂い、地球そのものが消えてしまうかもしれないとオモッチャマは言う。その危機を察知したヤッターマンは、ドクロベエの計画を阻止するべく翔子と共に四つ目のドクロストーンがあるという南ハルプスへ向かう。2人揃って「ヤッターマン」。「ヤッターマンがいる限り、この世に悪は栄えない!!」が決め台詞。実写版では風になびかせる表現が困難だったという理由から、マフラーはつけていない。また、普段は2人とも黒髪で、変身時のみ金髪に変化する。高田玩具店・上成電気店は新橋駅前にあり、基地が高田玩具店の地下にある。週に一回ヤッターマンと戦いを繰り広げる、ドロンジョをリーダーとした、ボヤッキー、トンズラーの三人組。ドクロベエの手先となり、伝説の石・ドクロストーンを探すために各地で悪さを働く。ボヤッキーとトンズラーの特徴的な鼻(前者は足先の長い靴のような形をした鼻、後者はブタの鼻に似たような形をした鼻)は付け鼻で、出べそはベルトで表現されている。アニメ版に比べ、白兵戦でもメカ戦でもヤッターマンを追い詰めるなど実力は高くアニメ版にゲスト出演した際も、アニメ版のドロンボーやヤッターマンも追い詰めた。ヤッターペリカンとイカタゴサク2の戦いや、ドクロベエの弟らしき人物、コスチュームが全身真っ白の白ドロンジョ等の謎の人物が登場する。オリジナルアニメの次回予告に似ている(但し2010年4月23日に「金曜ロードショー」で地上波初放送となった時にはカットされ、放送されなかった)。なお、ヤッターペリカンはボディは第1期をモチーフにしているが山寺が演じているためか声質や喋り方は第2期と同じでインチキ外国人風である。BGMは、アニメ版と同じ神保正明と山本正之が音楽スタッフとして参加し、ヤッターマンの変身シーンの曲、ドクロベエの司令シーンの曲など、アニメ版と共通のものがある。他にも、前述の劇中歌3曲や『タイムボカン王道復古』の主題歌「- さんあく18年 - 君を離さない チュッ☆」などの曲もBGMとして流れる。オープニングクレジットのBGMは山本の「ボカンで育って大人になって」が原曲。発売・販売元はバップ。
出典:wikipedia
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