オールスター競輪(オールスターけいりん)は、毎年8月に開催される競輪のGI競走である。この大会はプロ野球のオールスター戦を参考とする形で行われており、事前にS級選手が200名ほどリストアップされ、その中から出場させたい選手をファンが10名ほど選び、競輪場備え付けの投票用紙、あるいははがきやインターネットを使って投票を行い、その票数によって出場選手を決定する仕組みとなっている。2011年の第54回大会では、番外で2日目7レースにルーキーチャンピオンレースが行われ、さらに2014年の第57回大会では、番外で2日目7レースにKEIRIN EVOLUTIONが行われた。2013年の第56回大会からは、ガールズケイリンコレクションが併せて行われている(出場資格は、オールスター競輪と併せて行われるファン投票『ガールズケイリン総選挙』による得票最上位7名)。2016年の第59回大会からは、他のGI競走との兼ね合いから8月開催へと変更された。ガールズケイリンコレクションもこれに合わせて、前年までの9月開催から8月開催へと変更されている。以下は、決勝戦における各着順の賞金額。1〜3着は副賞を含んだ金額。オールスター競輪の出場選手は、ファン投票の結果を重視して選抜される。 毎回若干変更・修正されるものの、概ね以下の資格順位により正選手135名、補欠選手8名を選抜する。なお、補欠選手は正選手を除く平均競走得点上位者からさらに順次選抜される。また、正選手のうち、以下の条件を満たした合計27名については、ドリームレース、オリオン賞レース、特別選抜予選のいずれかに出走できる。ドリームレース(9名)ファン投票の得票数が1位〜9位となった者オリオン賞レース(9名)ファン投票の得票数が10位〜18位となった者特別選抜予選(9名)一時期はファン投票で選ばれるのはドリームレースおよびオリオンレースのみで、その他の出場者は主催者による選考のみにより決定されていた期間もあったが、2009年より投票上位50名は無条件で出場でき、さらにリストアップされなかった選手などに対し特別枠で選手選考委員会が10名を選出できる仕組みに変更された。かつては6日間開催のトーナメント制であったが、2005年度より大会の体裁が変更され1日短縮して5日間のシリーズで行われるようになり、勝ち上がり形式を緒戦2戦のポイント制(ドリームレース・オリオン賞レース出走者はポイント優遇)で準決勝進出者を決定する方式を採用した。だが、前半戦は選手もファンも常にポイントの計算が必要であり、分かりにくいと不評であったため、2009年度より番組体系を抜本的に改めることになった。2009年度と2010年度はポイント制を廃止してトーナメント制度を復活させ、6日間開催時にかつて行われていた敗者復活戦を再び採用しただけでなく、ドリームレース・オリオン賞レース出走の成績上位者を集めた「シャイニングスター賞」の1着選手は準決勝免除で決勝進出権利を獲得できるという、2002年の日本選手権競輪で採用された6日間トーナメントを5日間に短縮する形での勝ち上がりに変更された。ただ、「シャイニングスター賞」1着選手による準決勝免除と決勝進出権利の獲得や、敗者復活戦の導入に伴い1次予選2着選手の一部が敗者復活戦へ回される、といった複雑な番組体系となってしまったことから、これもファンからは分かりにくいと指摘を受けるなど不評であったため、再度2011年から、敗者復活戦やシャイニングスター賞1着選手による準決勝免除の廃止を柱として、勝ち上がりを分かりやすくすべく番組体系を抜本的に見直すことになった。初日と3日目〜5日目(最終日)は11レース、2日目のみ10レース(他に「ガールズケイリンコレクション」1レースが行われる)。その他、2日目以降に予選敗退者を対象とした以下の競走が開催される。なお、3日目または4日目に「一般」を走った者は最終日を待たずに強制的に(失格はなくても)途中帰郷(「お帰り」)させられる。なお、参考までに、2009年度と2010年度の番組体系も以下に記す。5日間とも11レース。5日間とも11レース。1974年からのファン投票歴代第1位選手と、同年から実施されたドリームレース (DR) の勝利者、及び、2009年より実施されているシャイニングスター賞(SS賞)についても記述する。
出典:wikipedia
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