ムスメベラ（娘倍良）は、スズキ目・ベラ科・カンムリベラ亜科に属する魚の一種。白地に黒帯の特徴的な体色を持つ。体長は10-25cmほど。背と腹は白いが、体側面には目を通って尾鰭まで黒の一本線が走り、腹側は櫛歯に似たぎざぎざの縁となっているため，英語でcombfish（櫛の魚）と呼ばれる。背鰭の付け根にも黒色のラインが入っており、頭は赤い。太平洋の亜熱帯の海に分布し、日本でも南日本に分布している。南半球ではオーストラリアやニュージーランド周辺で見られる。サンゴ礁や岩礁の周辺の水深5-60mの水域に生息する。

出典:wikipedia