FUJIYAMA(フジヤマ)とは、ポケットビリヤードにおける競技種目の名称である。 日本発祥のゲームで、極めて難易度の高い競技であることから、日本最高峰の富士山に因んで名付けられた。カタカナ表記は「フジヤマ」(FUJIYAMA(フジヤマ)公式HPより転載)。1998年の頃だった。日本ではサッカーで初のワールドカップ出場を果たしたフランスW杯に熱狂し、当時流行り始めていたビリヤード場ですら客足はまばらになっていた。このゲームを発案した青年、大瀧雅之はそのビリヤード場にいた。W杯の熱狂の中、彼は考えていた。サッカーの様な高い戦略性・戦術性に基づく息詰まる攻防を、ビリヤードにおいて再現できないものかと。そして彼は試行錯誤の末にルールをまとめ、友人と世界で初めてのゲームをプレイした。これがFUJIYAMA(フジヤマ)の始まりだと伝えられている。その後、面白さからFUJIYAMA(フジヤマ)プレイヤーは一人また一人と増え、更なる高度なゲーム性が追求されていった。勝つための様々な戦略が開発されていく中でルールは洗練され、ほぼ今の原型が出来上がった。そしてここにビリヤードの歴史に初めてフォーメーションや戦略が生まれる事となった。この当時からすでに、FUJIYAMAというゲームのプレイヤーの間には、ある確信に近い予感があったという。それはこのFUJIYAMAというゲームが近い将来、新時代のポケットビリヤードの主流になるだろうというものだった。日本で生まれたこのゲームは、いつしかプレイヤーの間で「FUJIYAMA(フジヤマ)」と呼ばれるようになり、世界で初めて「FUJIYAMA(フジヤマ)」がプレイされた、東京は高田馬場にある山水ビリヤード支店の 5番テーブルは、「FUJIYAMA(フジヤマ)プレイヤー」にとっての聖地とされている。FUJIYAMA公式ルールブックより転載日本語版FUJIYAMAルールブック基本的にFUJIYAMA(フジヤマ)のプレイヤーは2人。2人1チームのタッグマッチなど、多人数によるチーム制も可能。ボールは1~7番のローボール、9~15番のハイボールに大別し、8番はパスボールとして本ゲームでは扱う。FUJIYAMA(フジヤマ)における初期配置は以下の通り。FUJIYAMA(フジヤマ)では先攻・後攻をコイントスで決定する。ただし、オープニングショットは必ずパスボールを第一的球として狙わなければいけない。敵側のボールを第一的球として当てるとファールで敵側に間接フリーキックが与えられます。パスボールを2回連続で第一的球として当てるとファールで敵側に間接フリーキックが与えられます。第一的球でなければ、それらのボールに間接的に当ててもファールではありません。※パスボールがセンタースポット上に配置できない場合は(センタースポット上に他の玉があり配置を妨害している状態)、次にプレイするプレイヤーがどちらかのエリア(選択可)に向かって垂直に、妨害している球にタッチする状態で配置します。プレイヤーは以下の条件を満たした場合のみプレイを継続できます。注:自殺点や自分側のボールの無効なポケットと同時でも、有効なゴールは認められ、プレイを継続できます。注:自分側のボールを第一的球として、間接的にパスボール自体がポケットされてもプレイは継続されません。以下の場合はファウルとなります。ファウルの場合直ちに敵側に間接フリーキックが与えられます。手玉は必ず自分側のエリア内からフリーボールです。(手玉現状からのリスタートは一切ありません)リスタート時には常に自分側のエリア内のボールを第一的球にはできません。パスボールをのいずれかを選択して移動できます。間接フリーキックでは必ず第一的球はパスボールでなければいけません。(それ以外はファール)(間接フリーキックの場合はパスボールを狙わなければならないので、自分側のエリア内にパスボールがある場合は、自動的にBもしくはCのいずれかを選択して移動することになります。)スクラッチした場合もしくは手玉や的球が場外した場合、直ちに敵側に直接フリーキックが与えられます。(場外の球が敵側のボールだった場合、自殺点になります。自分側のボールだった場合、敵プレイヤーが選ぶ初期位置に戻されます。)手玉およびパスボールの扱いは「間接フリーキック」とまったく同じです。間接フリーキックと違う点として、リスタート時の第一的球がパスボールでなければならないという制限はありません。直接自分側のボールを第一的球として当て、ゴールする事ができます。(リスタート時には常にエリア内のボールは第一的球にできない)パスボールを移動するしないに関わらず、自分側のボールを第一的球として当てることができます。自分側のエリア内に侵入してきた敵側のボールを直接、第一的球として当てた場合、通常のフリーキックよりも重い罰則が与えられます。直接フリーキックに加えて、自分側のボールをどれでも一つだけセンタースポットもしくは自分側から見たフットスポットに移動することができる。注:パスボールと同時に動かす事ができます。第一的球も自由に選択できます。動かしたボールを狙う必要はありません。敵側のボールをポケットした場合、それがどこのポケットであれ、ポケットした球は自殺点とみなされ敵のゴールとなります。自殺点とファウルやスクラッチなどが重なった場合、常に自殺点は優先されます。注:自分のボールをゴールポケット以外にポケットしたと同時に、上記の事がおきた場合、ゴールポケット以外にポケットした自分側のボールは、敵側が決めた自分側エリア内の初期配置のいずれかのポイントに戻され、ポケットされた敵側のボールは自殺点として戻ってきません。センタースポットに戻されます。パスボールが第一的球であれば、プレイは継続できます。ボールは自分側の初期配置のいずれかのポイントに戻されます。どのポイントに戻すかは次のプレイヤーが決定できます。「次のプレイヤー」とは、プレイが継続した場合は自分が、プレイが交代した場合は敵がという意味です。パスボールを第一的球として、間接的にポケットされた敵側のボールは自殺点になりません。その場合、ポケットされたボールを直ちに敵側のエリアの初期配置のいずれかのポイントに戻す事が出来ます。どのポイントに戻すかは次のプレイヤー(この場合はポケットしたプレイヤー)が決定する事が出来ます。パスボールを第一的球として当てた場合のポケットされた各ボールの扱いどこのポケットでもプレイは継続。パスボールは直ちにセンタースポットに戻されます。障害物がある場合はどちらかのフットに向かって垂直にパスボールをタッチさせて配置します。パスボールの配置で、どちらのフットスポットに向かうかは次のプレイヤーが任意で選択できます。ゴールポケットでない場合は、次のプレイヤー(継続できるので自分)が初期配置のいずれかのポイントに任意で戻します。ゴールポケットの場合はゴールとみなされます。自殺点にはならず、テーブル上に戻します。次のプレイヤー(継続できるので自分)が敵側エリア内の初期配置のいずれかのポイントに任意で戻します。FUJIYAMA(フジヤマ)評議会の認定する公式戦の場合、レフリーの判断により以下の罰則が適用される事があります。度重なる暴言・粗暴な振る舞いなどによりレフリーが試合の進行上著しく不適当であると判断した場合→1枚でその大会を失格退場非紳士的行為や故意のファール、度を越した長考などによりレフリーが試合の進行に著しく支障をもたらしていると判断した場合→2枚でその大会を失格退場FUJIYAMA(フジヤマ)にプッシュコールはありません。キューを立てる、または2度撞きとならない方向へ撞くことで回避して下さい。ジャンプキューおよびジャンプショットの使用が認められています。FUJIYAMA(フジヤマ)のルールえは、ミスしたプレイヤーに対して、全て不利な判断が下されるという原則があります。例えば、あるショットで自分の球をゴールしたが、相手の球もポケットしてしまい、さらに手玉がスクラッチしてしまった場合、自分の球のゴールは無効となり、相手プレイヤーの選択する初期位置に戻りますが、相手の球の自殺点は有効のままです。さらに難しい事例では、互いに1つずつ持ち球が残った場面において、自分の球をゴールしたが、間違えて相手の球も同時にポケットしてしまった場合、相手の球のポケットが優先と判断され、自殺点となり、負けとなります。FUJIYAMA(フジヤマ)では、相手のプレイを待っている待機プレイヤーに対して、行動制限が決められています。原則として、「テーブルに触れないこと」、「相手プレイヤーに触れないこと」、の2点だけです。試合中は原則「禁煙」ですが、待機プレイヤーの飲食などは認められています。正規の試合では、試合のテンポを良くするため、「立って待機すること」が追加される場合もあります。ルール上、相手が撞く時に音を出したり、動いたりなど、シャーキング(邪魔)することも可能ですが、観客に卑怯者としてブーイングされることや、レフリーに非紳士的行為としてカードを出されることも覚悟してください。アマチュア主体だったが、参加者は FUJIYAMA(フジヤマ)愛好者が多く、当時からすでに競技レベルが高かった。決勝は塚本忍アマとルディ・モルタプロで争われた。アマチュアの試合ながら手に汗握る展開で観客は盛り上がり、プロの試合を観たいという活動が始まった。この弐箇年計画は、FUJIYAMA(フジヤマ)の商業化の可能性を検証することを主目的として、2007年2008年の2年間の行動計画としてまとめられたものである。山水ビリヤード本店において初めてプロが参加して開催された。エントリー数38名。内プロプレイヤー数10名エンターテイメント化を目指し、観客が楽しむための実験がいくつも行われた。観て楽しむために作られたビリヤード競技は、この時初めて世界に発表された。初めて聖地である高田馬場・山水ビリヤードから離れて、新宿・ビリヤードハウス・サムタイムにおいて開催された。エントリー数38名。内プロプレイヤー数10名この参箇年計画は、FUJIYAMAの商業化のための下地を整えることを主目的として、2011年度のProjectFUJIYAMA実行委員会の収支を黒字化することと共に、THE OPEN FUJIYAMA CHAMPIONSHIP 2011の優勝賞金を100万円とすることを目標と設定し、2009年2010年2011年の3年間の行動計画としてまとめられたものである。なお本大会より初めてコスプレ系飲食店の老舗であるミアグループよりコンパニオンとしてのメイドの派遣が実現した。なお昨年大会より引き続きコスプレ系飲食店の老舗であるミアグループよりコンパニオンとしてのメイドの派遣が実現した。
出典:wikipedia
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