ベルモントアクターは日本で活躍した競走馬。歴代3位、南関東レコードとなるデビュー戦から無敗での17連勝を達成したことで知られる。1998年1月に船橋競馬場のダート1000メートル戦をレコード勝ちでデビューすると、三度の故障休養を挟みながら2002年7月のサンタアニタトロフィーまでダートの1000m - 1800m戦で南関東重賞2勝を含む無傷の17連勝を達成した。この記録は、チアズファンシーの19連勝、トウケイニセイの18連勝に次ぐ歴代3位の記録であり、南関東レコードとなっている。しかし、休養明けながら単勝1.2倍の1番人気に支持された2002年11月の京成盃グランドマイラーズで4着に敗れ、連勝記録はストップした。それ以降は2000m以上の距離やダートグレード競走にも挑戦して浦和記念2着、日本テレビ盃3着、帝王賞4着、東京大賞典5着などしたが、勝ち星は2003年のマイルグランプリで1勝を加えるに止まった。2003年のマイルチャンピオンシップ南部杯を最後に長期休養に入り、2005年に復帰したものの2戦続けて2.0秒以上の差をつけられる大敗が続き、ホッカイドウ競馬に移籍したが、エアエミネム賞で1.3秒差、ブリーダーズゴールドカップで4.3秒差と続けて大敗し、2007年4月1日に地方競馬の登録を抹消された。引退後は生まれ故郷のベルモントファームに戻り訓練馬となっていた。現在は功労馬として余生をおくっている。半妹に16勝を挙げ和田アキ子の持ち馬として話題になったダイナマイトソウルがいる。祖母アランフェスは1977年の小倉大賞典の勝ち馬。四代母ブレツシングは1955年クイーンステークス、1958年スプリングハンデなど83戦17勝。

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