ddはUNIXやLinuxなどのOS上でファイルシステム等のデータに直接アクセスを行い、コピーや変換を行うプログラムである。IBM社のJCL上に実装されていたプログラムのインターフェースを模倣しており、呼称はデータ定義("dataset definition")の短縮形である。ddの主な機能は指定されたバイト数もしくはブロック数のデータのコピーであり、この機能は、ハードディスク(全体もしくはパーティション単位、またはブートセクター等)のバックアップや、/dev/zeroや/dev/randomを用いて指定された領域を完全消去するために利用される。また、犯罪捜査や企業の内部調査のために行われるコンピュータ・フォレンジックスにおいて、ハードディスク全体を解析用のハードディスクにコピーする作業にもこのプログラムが使われることがある。これは、オペレーティングシステムで通常用いられるcpコマンドや、Windows Explorer等のファイルマネージャでは、削除痕跡を含む未利用セクターのデータがコピーできないからである。一部ユーザの間では、ddは"data destroyer"(データ破壊プログラム)であると皮肉を込めて呼ばれている。これは入出力を指定するコマンドライン・スイッチを逆に指定してしまうことで、ハードディスク全体をコピーするのでは無く消去してしまうような結果をもたらしてしまうからである。入出力を指定するオプションコピーするサイズを指定するオプション読み書きの開始位置を指定するオプション1回の読み書きのデータサイズを指定するオプションオンザフライのデータ変換を指定するオプションハードディスク上のパーティションを、別のディスクにコピーするハードディスク全体を完全消去するCDをiso仮想イメージファイルに変換するハードディスクのMBRをバックアップする
出典:wikipedia
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