闘羊（とうよう）は、羊と羊が戦う競技。主に羊の角と角をぶつけあわせ、相手が倒れるか逃げ出すまで行われる。主に中国の河北省やインドネシアのジャワ島西部をはじめとしたアジア地域やモンテネグロ南部のウルツィニで広く行われており、小型の羊が多く用いられる。中国では、河北省正定県の春節大廟会で行われている。勝者には最大2,3000円の賞金が贈られる。この羊の睾丸は食用となり、スープの具材となる。インドネシアでは、アド・ドンパ（adu dompa）と呼ばれオスの羊を戦わせる。数回ぶつけると弱い方は逃げ出す。モンテネグロでは、伝統的な闘羊祭として行われる。

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