CDバダホス(Club Deportivo Badajoz)は、スペイン・バダホスに本拠地を置いていたサッカークラブ。1936年に創設され、2012年に解散した。15,598人収容のエスタディオ・ヌエボ・ビベーロをホームスタジアムとしていた。バダホス市内に本拠地を置いていたラシンとスポルトという二つのクラブが合併してCDバダホスが誕生。フランシスコ・フェルナンデス・マルケスタがクラブ初のホームグラウンドであるエスタディオ・エル・ビベーロを寄贈し、1931年にリーガ・エスパニョーラのメンバーとなった。クラブの歴史の多くをテルセーラ・ディビシオン(現4部、1977年以前は3部)やセグンダ・ディビシオン(2部)で過ごし、1990年にはセグンダ・ディビシオンに定着した。結局プリメーラ・ディビシオン(1部)昇格はかなわず、2003年にセグンダ・ディビシオンB(現3部、1977年創設)に降格するまで、11シーズンをセグンダ・ディビシオンで過ごした。2005-06シーズンはセグンダ・ディビシオンB残留圏内の7位で終えたが、財政難からクラブ存続が危ぶまれた。同じバダホス市内に本拠地を置くADセッロ・デ・レジェス(テルセーラ・ディビシオン所属)に借金の肩代わりを受け、CDバダホスはテルセーラ・ディビシオンに降格となったもののクラブ消滅は免れた。セッロ・デ・レジェスは借金肩代わりの見返りとして、CDバダホスと入れ替わりでセグンダ・ディビシオンBに昇格し(昇格プレーオフではすでに敗退していた)、わずか1シーズンでテルセーラ・ディビシオンに逆戻りしたが、2008-09シーズン終了後の昇格プレーオフを勝ち抜き、今度は自力でセグンダ・ディビシオンB昇格を果たした。2011-12シーズン分の選手の給料7万ユーロの借金を抱え、2012年7月1日にテルセーラ・ディビシオン(4部)に強制降格処分を受けたため、クラブ自体が解散した。バダホス市東部にあるエスタディオ・エル・ビベーロをホームスタジアムとしていたが、1998年にバダホス市南西部のエスタディオ・ヌエボ・ビベーロにホームスタジアムを移転し、12月2日に近隣のCFエストレマドゥーラと落成記念親善試合(0-0)を行なった。ヌエボ・ビベーロは約15,000人を収容するが、将来的には収容30,000人まで拡張可能である。ヌエボ・ビベーロではこれまでにスペイン代表のホームゲームが2試合行われた。1999年9月8日、スペイン代表はUEFA EURO 2000予選のキプロス代表戦をヌエボ・ビベーロで戦い、8-0で大勝した。約7年後の2006年9月2日、スペイン代表はUEFA EURO 2008予選予選のリヒテンシュタイン代表戦を戦い、今度は4-0で快勝した。
出典:wikipedia
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