エリック・ポール・シュールストロム(Erik Paul Schullstrom , 1969年3月25日 - )は、アメリカ合衆国カリフォルニア州サンディエゴ出身の元プロ野球選手(投手)。現在は、広島東洋カープの駐米スカウトを務める。アラメダ高校時代のにドラフト24巡目(全体621位)でトロント・ブルージェイズより指名されるが、入団せずカリフォルニア州立大学フレズノ校へ進学。、ドラフト2巡目(全体60位)でボルチモア・オリオールズに入団する。オリオールズ、パドレス傘下のマイナーリーグでプレーしたのち、にミネソタ・ツインズでメジャーデビューを果たす。翌には37試合に登板した。その後、レッドソックス傘下のメキシカンリーグのモンテレーを経て、に日本ハムファイターズに入団。抑えを任され一年目7勝の成績を残した。翌は序盤抑えで活躍するも、途中右肩を故障し、そのまま同年退団した。1年間のリハビリ後、入団テストに合格しに広島東洋カープに入団。その年日本ハム時代程球速は出なかったが緩急を使った投球で抑え投手を任されたが、後半はまたしても故障で戦線を離れた。翌も故障に苦しみ、シーズン終了後に現役を引退した。からは、広島の駐米スカウトを務めている。一時期AAA級バッファローからの選手の獲得が多かったが、広島に来る以前バッファローの監督をしていたマーティ・ブラウンとのパイプを活かしていた。グレッグ・ラロッカやケニー・レイボーンは、ブラウンがシュールストロムに推薦した選手である。140km/h台後半のストレートと落差のあるカーブが武器。フォークも投げる。非常に明るい性格で、スカウト就任後は自身のスキンヘッドや大きく太った体型を生かしたジョークを武器に、マイナーリーグ等の選手やコーチとコミュニケーションを深めている。先述のグレッグ・ラロッカを始め、近年のブライアン・バリントンやデニス・サファテ、キャム・ミコライオ等の大当たりとも言える助っ人の獲得にも彼が関わっており、広島ファンからは「安心のシュール便」と信頼を寄せられている。
出典:wikipedia
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