サアドッディーン・ラフィーク・アル＝ハリーリー（、、1970年4月18日 - ）は、レバノンの政治家。2009年から2011年まで、同国の首相を務めた。連立与党「3月14日の同盟」の筆頭「未来運動」の党首。日本のメディアでは「サード・ハリリ」と表記する場合がある。日本国外務省は「サアド・ハリーリ」と、一部中東専門家は「サアド・ハリーリー」と表記している。ラフィーク・ハリーリー元首相は実の父親。1970年に、サウジアラビアのリヤドで実業家のラフィーク・ハリーリーとイラク人の妻ニダール・アル＝バスターニーとの間で次男として出生。2005年、未来運動の党首であった父親の暗殺に伴い、党首を引き継ぎ、2009年の総選挙で勝利。11月9日に首相に就任し、12月10日に内閣が正式に発足した。しかし、2011年のはじめに親シリアのヒズボラ系閣僚が辞任したことを受け、政権が崩壊。大統領はヒズボラ系のナジーブ・ミーカーティーを後任に指名した。

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