ヒース・ジャスティン・ベル（Heath Justin Bell, 1977年9月29日 - ）は、アメリカ合衆国・カリフォルニア州オーシャンサイド出身の元プロ野球選手（投手）。右投右打。にタンパベイ・デビルレイズからドラフト69巡目で指名されたが、契約には至らなかった。6月16日にニューヨーク・メッツとドラフト外で契約。メッツ傘下のマイナー球団で6年間を過ごした。8月24日のサンディエゴ・パドレス戦でメジャーデビューした。デビュー戦は2イニング無失点、3奪三振の好投であった。11月15日、、ベン・ジョンソンとのトレードでとともにサンディエゴ・パドレスへ移籍。パドレス移籍1年目の、ベルはセットアッパーとしてチーム最多の81試合に登板し、34ホールドを記録。8月23日にはメジャー初セーブを記録している。は前半戦の防御率が2.15と好調だったが、後半戦は制球が定まらなくなり、防御率も6.18と悪化した。シーズン終了後、クローザーのトレバー・ホフマンがミルウォーキー・ブルワーズ移籍に伴い球団はベルをクローザとして起用することに。開幕前の3月には、第2回WBCのアメリカ合衆国代表に選出された。シーズンでは、42セーブを挙げナショナルリーグ最多セーブに輝く。は更に安定感を増し、6勝1敗47セーブ、防御率1.93、セーブ成功率94％（両リーグトップ）を記録。最多セーブこそブライアン・ウィルソンに1つ及ばず逃したが、投球内容が評価され、MLBから最優秀救援投手として表彰された。5月3日、41セーブ機会連続成功となり、トレバー・ホフマンの持つ球団記録に並んだ。この年は奪三振率が低下したものの、3年連続で40セーブの大台を突破。オフにFAとなった。12月2日に3年2700万ドルの契約でマイアミ・マーリンズへ移籍した。は序盤からセーブ失敗を繰り返し、後半戦はクローザーから外された。10月20日にオークランド・アスレチックスも含めた三角トレードによってアリゾナ・ダイヤモンドバックスへ移籍した。2月27日に、第3回WBCのアメリカ合衆国代表に選出された事が発表され、代表入りし2大会連続2度目の選出となった。2013年12月3日、ダイヤモンドバックス、シンシナティ・レッズ、タンパベイ・レイズ間の三角トレードでレイズに移籍。は開幕ロースター入りし、13試合に登板。1勝1敗、防御率7.27と安定せず、5月4日にDFAとなり、5月10日に放出された。2014年5月17日、ボルチモア・オリオールズとマイナー契約を結んだ。2014年6月13日、ニューヨーク・ヤンキースとマイナー契約を結んだ。6月24日に、解雇された。2014年12月22日、ワシントン・ナショナルズとマイナー契約を結んだ。しかし、開幕前の3月23日に解雇され、3月24日に現役引退を表明した。

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