本庄保険金殺人事件(ほんじょうほけんきんさつじんじけん)とは、埼玉県本庄市で発生した保険金殺人事件。単に「本庄事件」「さいたま本庄事件」と呼称されることもある。本庄市内で金融業(街金融)を営む主犯が、自身の経営するパブ・スナックのホステスに対して、常連客と偽装結婚のうえ保険金殺人を3度実行させる。第3の事件の被害者が1999年7月に「自分も殺される」とマスコミに告発し、保険金殺人疑惑として報道される。前年に和歌山毒物カレー事件が発生して1年足らずの状況であったため世間の注目は高く、主犯は疑惑発覚から逮捕までの約8ヶ月間、自分の店を会場に記者1人に対して3000-6000円の入店料を徴収する有料の記者会見を203回実施。自身の潔白を表明するとともに雑談やホステスとのカラオケに興じ、およそ1000万円稼ぐという前代未聞の行動をした。逮捕が近付くにつれて参加者が増え、1999年12月以降はほぼ連日何処かしらの情報番組や夕刊紙・週刊誌で途切れなく取り上げられる事態が続いた。状況証拠は限りなく黒に近かったが、捜査は物証がなく当初難航する。しかし最終的にホステス3人の証言をきっかけに、2000年3月に主犯とホステス3人を偽装結婚による公正証書原本不実記載容疑で逮捕。その後殺人罪や詐欺罪などで起訴した。主犯は2008年に最高裁判決で死刑が確定、2016年現在は東京拘置所に収監されるも特別抗告中である。ホステス3人は既に有罪判決が確定しているが、ホステスの証言が警察に誘導されたとして冤罪であると弁護団は主張している。なお、風邪薬の主成分として使用されているアセトアミノフェン4.8gをアルコールとともに服用し、急性肝不全で死亡した事例が1989年に報告されている。
出典:wikipedia
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