仙台ハイランド(せんだいハイランド)は、宮城県仙台市西部の山間にある、遊園地・ゴルフ場を中心とした複合レジャー施設である。2014年9月まではサーキットの営業、2015年8月までは遊園地の営業も行われていた。青葉区と太白区を分ける分水嶺上で両区にまたがり位置するが、所在地は青葉区新川早坂12である。太白区側からは道路幅員狭小であり普通車クラスまでしか通行出来ないため青葉区側(国道48号)からのアクセスが一般的となっている。積雪地区にあるため、冬季閉鎖期間がある。例年3月中旬から営業期間に入り、遊園地は11月末、ゴルフ場は12月下旬まで営業している。かつては、サーキットの営業を行っていたが2014年9月15日付け終了。さらに遊園地も利用者の減少や遊具の老朽化のため2015年8月30日で閉園した 。跡地は売却される見通し。南東北遊園地協議会加盟の遊園地。八木山ベニーランド(仙台市)およびリナワールド(山形県上山市)との間で共通サービスがある。フェアウェイが広いため視野はいいが、フェアウェイ上に点在する松の木立のために攻略ルートが限られる難コース。メインコースでは、県内にあるスポーツランドSUGOと同じく山を開発しため高低差のあるコースだが、それに加え仙台ハイランドはタイトなコーナーが連続する中速サーキットとされる。また同レベルの他サーキットに比べミューが低く、タイヤ戦略が難しい。2007年にはコースの舗装が一部改修された。1994年から1998年まで全日本GT選手権が行なわれ、1987年から2007年まで全日本F3選手権が数回行なわれた。2007年以降ではスーパー耐久レース以外には大きなイベントがないため、コースレベルの割りには年間を通してスケジュールに余裕があることや宿泊施設が整っているため、走り込みたい個人以外にもモータースポーツライセンスの講習会や小規模のイベントが開催しやすい利点ができた。また日産が日産・GT-Rの国内テストコースとするなど(カルロス・ゴーンも視察に来たことがある)、メーカーもテスト車両やタイヤの開発に利用している。日本で唯一 SS1/4Mileが計測できる常設ドラッグコースが常設されていた。2011年3月の東日本大震災でコントロールタワー等の施設が大きなダメージを受け、以後スーパー耐久等の大規模レースイベントの開催を自粛し小規模な走行会イベントなどを中心に運営を続けていた。またコースの一部が崩落するなどの被害もあったが、これは補修された。最終的に2014年9月15日付けでサーキットの営業を終了することになった。跡地はメガソーラーの建設が予定されている。1987年には、世界スポーツプロトタイプカー選手権(WSPC)が開催される予定だった。開催基準を満たすために、国際自動車連盟(FIA)および日本自動車連盟(JAF)の査察を幾度か受け入れコース改修作業を行ったが、最終確認時に開催基準を満たすことができず、開催1週間前に断念した。JR仙山線には開設当初の名称を冠した「西仙台ハイランド駅」が存在していたが臨時駅である上に、2003年10月から全列車通過駅となっており、2014年3月をもって廃止されている。
出典:wikipedia
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