千葉急行観光（ちばきゅうこうかんこう）は、千葉県で事業を展開する貸切バス専業のバス事業者である。後述するように、岡山県に本拠地を置く豊沢交通千葉営業所を前身とする事業者である。「千葉急行」という社名を名乗るが、かつて千葉県内で鉄道事業を展開していた千葉急行電鉄とは全く関係ない。代表者が音楽学校出身ということもあり、一般貸切では中学校・高等学校吹奏楽部の送迎利用に注力している。日本バス協会、千葉県バス協会正会員、千葉県吹奏楽連盟賛助会員。引き継ぎ当初はいすゞ自動車製の車両も保有していたが、車両代替の進行で全廃され、2016（平成28年）年現在大型車は日野自動車製と三菱ふそうトラック・バス製及び日産ディーゼル製、小口輸送に対応するために導入されたトヨタ・ハイエースの計8台の車両が在籍する。中学校・高等学校吹奏楽部の送迎利用を考慮してか、後述のエアロキングを除きトランク容量の大きいスーパーハイデッカー車もしくは直結エアコン装備のハイデッカー車が導入されている。このうち5台は他社で高速路線バスとして使用されていた車両であるため化粧室・方向幕などの装備がそのまま残っており、一部車両は「新高速バス制度」施行前高速ツアーバスとして運行されていたこともあった。2013年に入り、他社で夜行路線バスとして使用されていた三菱ふそう・エアロキング を購入。尚、当車は2015年に房総エキスプレスがエアロキングを購入するまで千葉県内の事業者が保有するエアロキングとしては唯一の貸切仕様車であった。

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