佐藤 道輔(さとう みちすけ、1938年9月8日 - 2009年6月16日)は都立高校の野球部監督。宮城県生まれ。宮城県仙台第二高等学校を経て、早稲田大学卒。都立校の日本史教諭で、野球部顧問を兼務した。その活動などを著書にしたことから多くの部員志望者が集まった。東大和高在職中の野球部は1978年、1985年の西東京大会に準優勝した。大所帯となった野球部に対して、14人のベンチ入りメンバーに限る試合より球場観客席の野球部員も試合に臨めとの指導理念から「全員野球」の言葉も考案した。それは、レギュラーも補欠も関係なく、普段から全員同じ練習量を課す内容だった。なぜなら、高校野球はプロ野球選手養成の場ではなく、野球を通じた高校教育であるという信念ゆえのことであった。この理念は多くの高校野球指導者へも感銘を与え、そして多くの教え子たちが今も佐藤先生の理念のもとで教育的野球を目指し、また都立校を甲子園へ導いている。当時の東大和高野球部は西東京地域の大会シード校に度々選出され、「都立の星」とも報道された。噂を聞きつけた新聞記者が訪れ、仰ることはわかるがレギュラーが特別な練習をしないと甲子園に行けないと言われても、高校野球は教育であると、それを頑なに貫いた。
出典:wikipedia
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