平和記念公園殺人事件(へいわきねんこうえんさつじんじけん)とは、2007年(平成19年)9月24日に広島県広島市中区中島町の広島平和記念公園でホームレスの男性(当時54歳)が殺害された事件。被疑者は知り合いのホームレス(当時63歳)であったが、その犯行動機は「所持金を使い果たし路上生活している生活に悲観し、自殺する勇気がないので死刑になって死にたい」というもので、死刑願望者による殺人事件であった。これらの出来事は2007年冬に放送された激撮!警察24時にて緊急無線から緊急逮捕までが放送された。(この項目についてもこの番組を参考とした)公判で男は「殺害してよかった」などと発言し、反省の色は全く示さなかったばかりか、早く死刑にするように迫った。これに対し検察側は被告人が望んだ死刑ではなく無期懲役を求刑した。広島地方裁判所は2009年7月15日に求刑通り無期懲役を言い渡した。裁判官は検察側の求刑よりも厳罰、すなわち死刑にすることも可能であったが「国家の補助による自殺」に加担しなかった。主文と判決理由の言い渡し後に被告人は「死刑になりたいので控訴します」と宣言した。これに対し裁判官は「死刑になりたいと軽々しく言うのではなく、真剣に自分の罪の重さを考えなさい」と叱責した。なお、刑事訴訟法402条は検察が控訴せず被告人のみが控訴した場合には原審(一審)よりも重い刑罰を控訴審で言渡すことは出来ないとされている。そのため死刑になる可能性はほぼない。
出典:wikipedia
LINEスタンプ制作に興味がある場合は、
下記よりスタンプファクトリーのホームページをご覧ください。