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モード・ルイス

モード・ルイス(Maud Lewis1903年-1970年)はカナダのフォーク・アートの画家である。田舎の風景、動物、草花をモチーフに、明るい色彩とシンプルなタッチで温かみと幸福感のある絵を描いた。カナダで愛された画家の一人である。生涯のほとんどが貧しい生活であり、ノバスコシア州のヤーマスとディグビーだけが人生で経験した世界のすべてである。美術の教育を受けた事も、絵画の描き方を学んだ事もない(おそらく家族からのものを除いて)。『家族との少女時代』『結婚』『Paintings for Sale』ほとんどの絵のサイズは小さく 20cm×25cmである。41cm×51cmの絵が3枚だけ確認されている。茶ツボ、ティーポット、ちり取り、クッキーシート、薪ストーブなど家庭内のほとんどの物品、扉、雨戸、外壁、壁紙。家のあらゆるものがモードのキャンパスだった。家全体(内部の物品を含めた)がモードの作品である。モチーフは自分の住む田舎の風景、動物、草花、蝶など。絵画手法は、先ず輪郭を描き、絵の具のチューブから直接キャンパスに描いた。色を混ぜることは無かった。原色が多く使われるが、バランスの良い配色がされている。遠近法が用いられることはあるが、影は描かれない。素朴で明晰な画面。動物はユーモラスに描かれる。美術の専門家の高い評価を受けることが少ない絵画である。それでも、モードの絵は見る人にとって明るく楽しい絵であり、それはモードが描く事に対して感じた楽しさと喜びが漏れ伝わる故であろう。カナダの東、ノバスコシアのハイウェイ沿いにあった小さな家。入口近くには『Paintings for sale』 絵画販売 と書かれた看板興味深げに訪れた人々を迎えてくれたのは真っ青な美しい目で 少女のような笑みを浮かべた小さな小さな婦人 モード・ルイス家の正面の壁には、いくつかの小さな常緑樹が不規則な配置(自然の中の木々のように)で描かれていた。この家の大きさは4×3.8m、たった一つの部屋にキッチン、ソファ、テーブルが配置され寝室はロフトである。電気・水道は無く、暖をとるのに料理用の薪ストーブが使われていた。それでも、壁・ドア・キッチン用品・インテリアなどあらゆる物と場所が、明るい色の絵の具で彩色され温かな雰囲気を醸し出していた。1970年のモードと1979年のエヴェレット・ルイスの死去の後、家の状態は悪化する。ディグビー郡の人々は、家の保存、維持、修復の為に市民グループ「モード・ルイスの家を保存する会」(The Maud Lewis Painted House Society)を設立する。長年の間このグループは資金の調達に努めるが、より大きな組織に委ねることが家の保護に重要であると考えるようになる。1984年に、家はノバスコシア州政府に売られて、ノバスコシア美術館(Art Gallery of Nova Scotia)の庇護の下におかれることになる。1996年に、カナダ連邦政府の遺産省(Department of Canadian Heritage)と地元の銀行、個人の寄付により資金を調達し、家の内部の物品も含めた、保存と修復の徹底的な作業が始められた。元の色や形を失った物も多かったが、テレビ番組(1965年)の取材テープを参考に1965年当時の最良の状態に復元された。完全に修復された家は、モードの絵画と共にハリファックスのノバスコシア美術館の屋内中央に移転され常設展示されている。家の移転後、家があった場所には記念モニュメントとして元の家と同じサイズの家が建てられた。ブライアン・マッケイ=リヨンが設計しケルビーニ・メタルワークスにより造られたそのモニュメントは、モード・ルイスの芸術表現の手法とはかなり異なっている。鉄骨のフレームがモードの人生の現実の暗い側面を伝え、色のハイライトがモードの世界の無邪気なビジョンを示すというものである。日本で公のメディアに紹介された事はなく、無名であった。テレビ東京の番組「開運!なんでも鑑定団」が日本での初めての紹介と考えられる。2007年11月27日の「開運!なんでも鑑定団」において、大橋巨泉がモード・ルイスの作品を持参した(鑑定額は100万円)。大橋巨泉がモード・ルイスの絵に一目ぼれし入手に至るまでの経緯と共に、モード・ルイスを紹介するVTRが放映された。

出典:wikipedia

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