笹山 幸俊（ささやま かずとし、1924年（大正13年）6月15日 - 2011年（平成23年）12月10日） は、日本の政治家。位階は正四位。勲等は勲一等。兵庫県神戸市役所都市計画局局長、兵庫県神戸市助役、兵庫県神戸市長などを歴任した。神戸市役所にて部長や局長を歴任し、神戸市の助役に就任した。1989年に神戸市長選挙で当選を果たし、以降3期12年に渡って市長を務めた。在任中に発生した兵庫県南部地震による阪神・淡路大震災にて神戸市は大きな被害を受けたため、その復興に取り組んだ。鹿児島県出身。1945年に神戸工業専門学校土木科（現在の神戸大学工学部）を卒業後、神戸市役所に入庁。神戸市役所時代には長く都市計画畑を歩み、都市計画局部長・局長を経て助役に就任。日本社会党、日本共産党、社会民主連合、そして自由民主党系市議らの支援を受け、1989年に神戸市長選挙で初当選。以後3期12年に渡って2001年まで市長を務めた。市長在任中、1993年に現神戸空港が国の第6次空港整備五カ年計画の新規事業格上げになったほか、1995年には阪神・淡路大震災に見舞われる。地震が少なかった神戸市で発生した大災害ということもあり初動体制の遅れや不備、また、震災復興の遅れに対する批判が市民・市議の間から沸き起こり、日本共産党が市政与党を離脱。3期目の選挙では対立候補の日本共産党系候補に予想外の猛追を受けるなど笹山市政に対する批判が表面化した。2003年4月に勲一等瑞宝章を受章した。2011年12月10日、消化管出血のため死去した。。没後に日本政府より正四位に叙位された。

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