『トモダチコレクション』は、2009年6月18日に任天堂より発売されたニンテンドーDS用ゲーム。通称「トモコレ」。本項目では続編であるニンテンドー3DS用ソフト『トモダチコレクション 新生活』についても記述する。プレイヤー自身のMiiや友人・知人などのMiiを登録し(100名まで)、架空の島のマンションで生活するMii達の生活を観察したり、干渉して楽しむゲーム。作ったMii(Wiiから転送したり、DS同士のワイヤレス通信でやりとりが可能)に声色や性格の設定を施せるが、現実世界とは異なる人間関係が築かれていくのも本ゲームの楽しみのひとつである。初週売り上げは10万本程度であったが、毎週5万本以上を売上げるロングセラーとなり、2009年9月13日にはミリオンセラーを達成した。ニンテンドーDSとしては29本目のミリオンタイトルとなる。2009年12月20日には売り上げ200万本を、2010年3月28日には売り上げ300万本を突破した。本作はMiiを使ったゲームを行うが、『トモダチコレクション』の源流は2000年に遡り、これはMiiの開発以前であり、本作のほうがMiiの原案の一つとなった作品である。元々は、坂本賀勇に『とっとこハム太郎 ともだち大作戦でちゅ』のシステムを受け継いだ女性向けゲームタイトル『大人のオンナの占い手帳』として2005年頃より本格的に開発を開始される。その作品内にあった「誕生日等を登録した友人の似顔絵を、用意されたパーツを組み合わせて福笑いのように作る」システムに同社の宮本茂が着目、宮本が1980年代から提案していた「友人の似顔絵を作って遊ぶゲーム(こけし構想)」を実現させうるシステムとして『占い手帳』のスタッフを招集し、宮本のWii開発プロジェクトのスタッフと共にMiiのシステムを完成させたという経緯がある。その後、2007年4月にMii開発のノウハウ等を逆にフィードバックすることで『トモダチコレクション』として開発が再開された。詳細は「Mii#Miiと似顔絵チャンネル完成までの経緯」および「マリオアーティストシリーズ#タレントスタジオ」も参照。Wiiやニンテンドー3DSのMiiと異なる点としては、衣服の着せ替えがあるために体の部分はWii・3DSよりもバリエーションが豊富な点である。ちなみにトモダチコレクションでは体の部分がWiiや3DSで作成したMiiの上下二色のものと異なり、作成時に設定した肌の色が手足にも反映されている等の差異がある。ニンテンドー3DSのMiiスタジオではあらかじめ本作をセットしておくと、トモダチコレクションからMiiを呼び出せる機能があり3DS側にコピーや転送ができるのだが、Miiスタジオでは新たに作成パーツが追加された関係上、MiiスタジオからトモダチコレクションにMiiを送る事が出来ないようになっている。Miiにはそれぞれレベルが存在し、満足度のゲージを満タンにすることでレベルを一段階上げることができる。満足度は、好きな食べ物・服・インテリアを与えたり、住民の悩みを解決させることによって増える。また、嫌いな食べ物・服・インテリアを与えた場合はレベルの範囲内でゲージが減る。LV1からレベルを上げると、Miiにインテリア(6種)・道具(8種類)・歌(6曲)・言葉(1語)のうち、いずれかひとつをプレゼントすることができ、LV22になった時点ですべてのプレゼントを与えたことになる。それ以降Miiのレベルを上げると、銀貨か金貨をくれる。最高レベルはLV99で、それ以降は、レベルは変わらずに銀貨か金貨が貰えるのみになる。緑色の人影マークがついている部屋に入ると、そこにいる住民と遊ぶことができ、ゲームをすることでお宝を手に入れることができる。ゲームに勝つと大・中・小の箱を選んで選んだ箱の大きさのお宝がもらえる。負けるとティッシュまたはトイレットペーパーがもらえる。何のゲームをするかはランダムであり、以下の七つがある。また、これらと別にアイテムは手に入らないがチャレンジ回数制限の住人の悩みとしてのミニゲームもある。ゲーム内では現実の関係とは違う関係が築かれていく。(親子の関係であってもゲーム内では同居したりしない。結婚できない10代以下なのに結婚できる。など)恋愛もその中の一つで、ピンクのハートマークの人影マークがついた部屋に行くことで恋愛をしていることがわかる。すべての恋愛は最初は片思いから始まり告白するというもの。振られたりすることもあり実際の恋愛関係に似ている。(デートなどは交際中はゲーム内でしてはいないが、ゲーム内では失恋時や離婚時にデートをしていたことが発覚する。)結婚すると前記の通りスタッフロールが流れる。『トモダチコレクション 新生活』(トモダチコレクション しんせいかつ)は、2013年4月18日に発売されたニンテンドー3DS専用ソフト。特別仕様のニンテンドー3DS LL本体にダウンロード版をプリインストールした『トモダチコレクション 新生活 パック』も同時発売された。本作はMiiが登場するニンテンドー3DS用ソフトで初めて、Miiの身長、体型の設定が反映される作品である。2011年9月13日に行われた、「ニンテンドー3DSカンファレンス2011」で『トモダチコレクション(仮称)』として初公開。2012年8月29日配信の「Nintendo Direct 2012.8.29」で、販売時期が2013年春頃に決まったことや、新たな動画など公開された。2013年1月31日に開かれた経営方針説明会で、ゲームタイトルを『トモダチコレクション 新生活』にすることが発表された。2013年2月21日に配信された動画『Nintendo 3DS Direct 2013.2.21』で、販売価格4,800円に決定したことと、販売日が2013年4月18日に決定したことを発表。新たに『すれちがい通信』と『いつの間に通信』に対応することも明らかになった。2013年3月12日配信の「Nintendo Direct」で「トモダチコレクション 新生活 パック」が22,800円(税込)で発売される事が発表された。※太字は、前作にはなかった新しい施設・店舗。※製品版で開発中と施設の名前が変わったところのみ(旧:)表示。前作と同様、緑色の人影マークがついている部屋に入るとそこにいる住民と遊ぶことができ、ゲームをすることでお宝を手に入れることができる。ゲームに勝つと大・中・小の箱を選んで選んだ箱の大きさのお宝がもらえる。負けるとティッシュまたはトイレットペーパーがもらえる。ゲームはランダムであり、以下のものがある。また、前作にはなかったゲームや廃止されたゲームもある。これらと別にアイテムは手に入らないが住人の悩みとしてのミニゲームもある。2014年6月に欧米で「新生活」が発売されることになっているが、このソフトにおいてはシステム上の問題で同性婚をすることができない。ただし欧米諸国では基本的に同性婚は認められており、米アリゾナ州在住の同性婚者の男性がネット上でゲーム内での同性婚を認めるオプションを追加すべきだと任天堂の米国法人に求めたことを皮切りに、欧米の同性婚者やその支援団体などが任天堂本社や各国法人などに見直しを求めた。しかし、任天堂本社は2014年5月7日、「ゲーム内での交流は遊び心あふれた別世界のもので、現実生活のシミュレーションではない」との声明を出してオプション装着やシステム変更を拒否。このために米国などで任天堂に対する批判が高まる事態となり、任天堂本社はこの2日後に声明を取り消し謝罪。「今回(即ち「新生活」)では変更は不可能」としながらも、続編を出す場合「ゼロからデザインし、すべてのプレーヤーをより良く表現する」とした。
出典:wikipedia
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