ジェシー・アレン・リッチ(Jesse Allen Litsch, 1985年3月9日 - )は、アメリカ合衆国・フロリダ州ピネラスパーク出身の右投右打の元プロ野球選手(投手)。少年時代はタンパベイ・デビルレイズが運営する野球クラブに所属しており、トロピカーナ・フィールドでバットボーイをしていた。南フロリダ大学に進学し、のドラフト24巡目(全体717位)でトロント・ブルージェイズから指名され入団。5月15日のボルチモア・オリオールズ戦でメジャーデビュー、いきなり8回2/3を1失点の好投で初登板初勝利をあげる。その後は一旦マイナー落ちを経験したが、故障したA.J.バーネットの代役として7月に再昇格すると、その後は先発ローテーションに定着し、最終的に20試合に先発登板して7勝9敗、防御率3.81という成績を残した。シーズンオフにはバーノン・ウェルズと共に、トロント市内の子供200人を対象にチャリティー活動を行った。は開幕からローテーション入りし、5月24日のカンザスシティ・ロイヤルズ戦でメジャー初完封。6,7月に調子が落ち込み、一時マイナー落ちも経験したが、8月に復帰してからは防御率1.94と好調を維持し、最終的に、29試合に登板して176イニングを投げ、初の二桁勝利となる13勝をあげた。これはいずれも2枚看板のロイ・ハラデイ、バーネットに次いでチーム3位の成績であった。にはエースのロイ・ハラデイに次ぐ先発ローテーションの2番手として開幕を迎えたが、シーズン2度目の登板となった4月13日のミネソタ・ツインズ戦で肘を痛めて途中降板。そのまま故障者リスト(DL)入りし、6月にトミー・ジョン手術を受け、シーズンを終えた。ではトミー・ジョン手術から復帰するも防御率5.79と完全復活とはならなかった。腰の手術のためにシーズン途中で登板を終えた。は右肩の故障で登板なしに終わる。オフに戦力外となり、FAになった。8月21日に、現役引退を表明した。制球力を武器にした打たせて取るピッチングが持ち味で、奪三振率は高くないが与四球も少ない。は4月から5月にかけて38回2/3連続無四球の球団新記録を樹立している(従来の記録はジミー・キーの34回1/3)。得意球はカッターで、2008年は全投球に占めるカッターの割合が43.4%に達し、メジャーリーグで規定投球回数に到達した投手の中では最も高かった。その他には、スライダー、カーブ、チェンジアップを投げる。
出典:wikipedia
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